(2022年9月12日更新)
松江市の高齢化率は、令和2年3月末現在で29.6%と4人に1人が高齢者となっており、今後も高齢化率は高くなることが予想されています。
また、5人に1人が要介護認定を受けています。
このような状況の中、認知症の人を含めた高齢者やその家族が住み慣れた地域で安心して生活を続けていくためには、地域住民や地域全体による見守りや支え合いが不可欠であり、日常生活の中でのさりげない見守り体制づくりが重要です。
松江市では、地域住民だけでなく、企業や事業所が日常業務の中でさりげなく見守りを行う等、地域一体となった高齢者の見守りネットワークの構築をすすめています。
高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を続けられる地域社会の実現を目指し、高齢者をさりげなく見守り、地域全体で支えあう体制を確保するためには、高齢者にかかわるすべての人が自分のできる範囲で高齢者を気にかけ、見守ることが必要であるといった意識を高めることが大切です。
松江市では、地域ぐるみでの高齢者の見守りネットワークの構築を進めています。
高齢者の生活に密接にかかわる事業者や団体と松江市が、高齢者の方の見守りに関して協定を結び、日常業務の範囲のなかで、地域の高齢者の方に対して「さりげない見守り」を行います。
何らかの異変を発見したときに地域包括支援センター等に連絡をして支援につなげられるよう連携協力をしています。
日常の生活や業務の中で、高齢者の方に以下のような様子が見られた場合は、地域包括支援センターにご連絡ください。
松江市内には、6か所の地域包括支援センターと2か所のサテライトを設置しています。
高齢者とその家族が、住み慣れた地域で安心してその人らしい生活ができるよう支援をする総合相談機関です。
保健師・社会福祉士・主任ケアマネジャーなどの専門職が配置されており、それぞれが連携をとりながら、高齢者やその家族等を支援します。