新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」
冬季の感染症対策について
国内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は、過去最多の水準が続いており、全国の感染者累計は、20万人を超えました。感染拡大の続く東京都などでは、医療提供体制の崩壊に対する懸念も出ています。
- 県内でも今月に入ってから、浜田市、出雲市、安来市で県外への移動などにより、再び感染者が確認されています。
- 感染は、都市部から地方都市に拡がっており、松江市においても、最大限の警戒が必要な状況となっています。
- 市内でも、22日、23日に、感染の拡大している地域に見られるような、複数の感染がありました。
- さらにこれから、年末年始を迎えるにあたって、人の移動などにより、私たちの身近なところで、感染のリスクが高まってくると考えられます。
- 市民の皆さまには、引き続き体調管理に気をつけて、感染予防に取組んでいただくことが大切となります。
市民の皆さまには、年末年始を迎えるにあたり、あらためて感染予防の取組みをお願いします。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためには、私たち一人一人が感染予防対策を確実に実践することが大切です。
新しい生活様式での飲食を伴う懇親会等について
令和2年10月23日付で行われた政府の感染症対策分科会の提言のなかで、「年末年始に関する分科会から政府への提言」及び「分科会から政府への提言 感染リスクが高まる『5つの場面』と『感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫』」が示されました。これを受けて、市対策本部でも懇親会等での感染リスクを少なくするために「新しい生活様式の定着に向けて(会食・飲食編)」を決定し、感染拡大の防止に取り組みます。
会食・飲食をする際の参考にして、安全を心がけて楽しんでいただきますようお願いします。
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」
国の専門家会議の提言では、感染拡大防止と社会経済活動との両立のため、一人ひとりのみなさんの徹底した『行動の変容』の必要性が指摘されています。みなさんの行動について、どのようなことに気を付ければ良いのか、どのようなことを日常生活に取り入れていただきたいのか、具体的にイメージいただけるよう、「新しい生活様式」の実践例が示されました。参考にしていただき、できるところから一つでも多く実践いただきますよう、ご協力をお願いいたします。
「新しい生活様式」の実践例
1.一人ひとりの基本的感染対策
- 感染防止の3つの基本:(1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗い
- 人との間隔は、できるだけ2メートル(最低1メートル)空ける。
- 遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ。
- 会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
- 外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用。
- 家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる。
- 手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。
(補足)高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には、体調管理をより厳重にする。
- 移動に関する感染対策
- 感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。
- 帰省や旅行はひかえめに。出張はやむを得ない場合に。
- 発症したときのため、誰とどこで会ったかをメモにする。
- 地域の感染状況に注意する。
2.日常生活を営む上での基本的生活様式
- まめに手洗い・手指消毒
- 咳エチケットの徹底
- こまめに換気
- 身体的距離の確保
- 「3密」の回避(密集、密接、密閉)
- 毎朝の体温測定、健康チェック。発熱又は風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養
3.日常生活の各場面別の生活様式
- 買い物
- 通販も利用
- 1人または少人数ですいた時間に
- 電子決済の利用
- 計画をたてて素早く済ます
- サンプルなど展示品への接触は控えめに
- レジに並ぶときは、前後にスペース
- 娯楽、スポーツ等
- 公園はすいた時間、場所を選ぶ
- 筋トレやヨガは自宅で動画を活用
- ジョギングは少人数で
- すれ違うときは距離をとるマナー
- 予約制を利用してゆったりと
- 狭い部屋での長居は無用
- 歌や応援は、十分な距離かオンライン
- 公共交通機関の利用
- 会話は控えめに
- 混んでいる時間帯は避けて
- 徒歩や自転車利用も併用する
- 食事
- 持ち帰りや出前、デリバリーも
- 屋外空間で気持ちよく
- 大皿は避けて、料理は個々に
- 対面ではなく横並びで座ろう
- 料理に集中、おしゃべりは控えめに
- お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けて
- 冠婚葬祭などの親族行事
- 多人数での会食は避けて
- 発熱や風邪の症状がある場合は参加しない
4.働き方の新しいスタイル
- テレワークやローテーション勤務
- 時差通勤でゆったりと
- オフィスはひろびろと
- 会議はオンライン
- 名刺交換はオンライン
- 対面での打合わせは換気とマスク