(2018/12/11更新)
毒素を産生する「腸管出血性大腸菌」による感染です。菌に汚染された食品や、汚染された場所を触った手指を介して口から体内に入ることによって感染します。
無症状から軽度の下痢、激しい腹痛、頻回の水様便、さらに、著しい血便とともに重篤な合併症を起こし死に至るものまで、様々です。
多くの場合、3日から5日の潜伏期を経て、激しい腹痛をともなう頻回の水様便の後に、血便となります。
抵抗力の弱い乳幼児や高齢者の場合、重症化することがあるので、症状のある方は早めに医療機関を受診しましょう。
野菜が原因とされる感染例も報告されていますので、野菜の衛生管理にも十分注意して下さい。具体的には、以下の事項に気をつけて下さい。
下痢等の症状がある場合には、感染拡大するのを防ぐためにも以下の事項に気をつけてください。
菌が無くなるまで就業制限がかかる場合があるので、感染しないよう十分に注意しましょう。