松江市では、創業に関する事業計画・収支計画の作り方、販路開拓、会社組織の作り方、会計処理、資金調達・資金繰りなどの疑問などに対して、市内の認定連携創業支援事業者や各支援機関がご相談をお受けしています。
これから創業しようと考えている方はこちらをご覧ください。
また、松江市では産官学金の連携により地域から新しいビジネスモデルを継続的に生み出す環境をつくろうと、「MATSUE起業エコシステム調査事業」を展開しています。
以下では「MATSUE起業エコシステム調査事業」についてご案内しています。
松江市において、新しい事業や産業を生み出すためのエコシステム(米国シリコンバレーを発祥とし、継続的にスタートアップが生まれ育つ仕組み)を形成すべく事業を展開しています。
起業支援、経営支援及び起業家教育等に関わる様々な主体が互いに相乗効果を生み出すことで、MATSUE起業エコシステムの形成を推進することを目的として、2022年3月に「MATSUE起業エコシステム推進会議(※)」を設立しました。
(※推進会議の構成団体)
松江商工会議所、国立大学法人島根大学、公立大学法人島根県立大学、独立行政法人国立高等専門学校機構松江工業高等専門学校、株式会社日本政策投資銀行松江事務所、株式会社日本政策金融公庫松江支店、株式会社山陰合同銀行、ごうぎんキャピタル株式会社、株式会社島根銀行、しまね信用金庫、島根県、公益財団法人しまね産業振興財団、 島根県教育委員会、松江市教育委員会、松江市(事務局)
推進会議は、チャレンジャーと支援者がいつでも気軽に参加できるコミュニティ「MIX」の運営と、市内高校生・大学生を対象としたアントレプレナーシップ教育プログラム「2022キラボシプロジェクト」の2事業を中心に事業を展開しています。
MatsueInnovativeCommunityforSustainability(愛称:MIX)
アイデアベースから実践的なビジネスの相談まで、チャレンジャーが気軽に参加できる、島根県松江市のコミュニティです。
松江市を事務局として事業を推進しています。
2022年5月から、松江市をフィールドに事業開発・検証を目的に実証実験・プロダクト化に取り組むプロジェクトを期間限定でサポートする事業を開始しました。
詳細はこちら:MIXPoC(事業開発・検証サポート事業)
実現したい世界や笑顔にしたい人のために、5万円を原資に学生が自ら事業・ビジネスを企画・実践するアントレプレナーシップ教育プログラムです。
U-18は30組まで、U-22は10組までを採択し、4~6か月間かけて事業化をサポートします。
松江市や先進自治体における起業家教育及び起業支援施策等の体制を調査し、本市の特性を踏まえた目指すべき起業エコシステムの基本構想を策定するための調査を行いました。
松江市において起業コミュニティの拠点を実験的に設置することで、必要な拠点機能を実証調査しました。
本事業の一環として、松江で挑戦する人のためのパブリックコミュニティ「MIX」(外部サイト)を開設しました。
「MATSUE起業エコシステム」の実現に向けて、起業家支援・起業家教育に携わる関係機関の皆様を中心とした検討会議を開催しました。
[実施期間]令和3年7月~10月
市では事業を進めるにあたり、以下のとおり用語を定義しています。※調査の進展により今後変更する場合があります。
スタートアップ:成長スピードが速く、ビジネスに革新性があり、社会貢献を意識していて、出口戦略(IPOやM&Aなど)を検討している、創業間もない企業
(スタートアップ)エコシステム:ビジネス生態系とも呼ばれ、米国シリコンバレーを発祥とし、継続的にスタートアップが生まれ育つ仕組み
ベンチャー:大企業の枠組みでは取り組みにくい独自の技術や新しいアイデアを実践し、成長している企業
新ビジネス:新規起業家、第二創業者(革新的に事業転換や事業承継をする者)、社内起業家等が立ち上げて挑戦する新たなビジネスモデルの事業
MATSUE起業エコシステム:松江市で目指すエコシステム。「地域内で起業家、支援者、企業、大学、金融機関、公的機関などが結びつき、起業を次々と生み出し、それがまた優れた人材・技術・資金を呼び込み発展を続ける状態」