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市長定例記者会見(5月18日)

(毎日新聞)市長から発表はないとのことですので、各社質問をお願いします。

(日本経済新聞)島根原発1号機の廃炉関係について、先日市議会の特別委員会で中電の説明があり、委員長にお聞きしたら、全員協議会などを開いて決めていくということでした。今の段階で、改めて廃炉の工程について、こうしてほしいというような注文があれば、お話しいただきたいのですが。特に使用済み核燃料の搬出問題について。

(松浦市長)廃炉といえども、放射性物質を含むものを解体するわけですから、安全性を第一にやってもらわなければなりません。今後、規制庁に解体の仕方なりの申請をしますので、国でまずはしっかりチェックをしてもらいたいのが一つ。もう一つは、行く行くは使用済み燃料を搬出していかなければいけませんが、出口がないといいますか、外に搬出されない状態にならないように、中国電力あるいは国のほうで十分努力をしてもらう必要があると思っています。

(山陰中央新報)今後、市としての見解をまとめるに当たって、どういった点に着眼、留意して、考えをまとめていかれるのでしょうか。

(松浦市長)今言った2つについては、中電あるいは国に対してきちっと何らかの形で言わなければいけないだろうと思います。あとは廃炉に伴ういろんな意味での地域振興について、中国電力として精いっぱいの努力をしてもらう必要があると思います。

 プロセスとしては、これから安対協を開きますし、議会のご意見もありますので、そういったものも踏まえて、最終的には何らかの形でまとめていきたいと思っています。

(山陰中央新報)安全性能第一、使用済み核燃料の搬出計画、そして地域振興などについて今後直接言っていかれる際に、それをきちんと担保できるような形にしておくのも一つの方法かと思うのですが、そのあたりは具体的に、口頭でのみおっしゃられるのか、文書でやりとりをするのか、何か考えがあれば教えてください。

(松浦市長)できれば今言ったような話は、文書で国なり、中電なりに対して、例えば了解をする場合の一つの条件というか、そういうふうな形でやっていきたいなと思っています。

(日本経済新聞)中国電力は、廃炉措置計画について規制委員会に出す上での了解を自治体に求めるということなんですね。それで、最終的な決め方としては、島根県知事が総合的に判断するのか、あるいはもうちょっと別のやり方になるのか、決まっていれば教えてください。

(松浦市長)これは安全協定に基づくものですので、県は県でやっていますし、私たちは私たちで中国電力と結んでいますので、それぞれで判断するということになります。

(日本経済新聞)それから、市民団体が市長にも知事にも公開質問状を出していますが、一つのポイントは、熊本地震のようなものが起きたときにどうなるかということです。広域避難計画では屋内退避をということだけれど、揺れが続くと屋内にいるほうが危ない場合もあるので、そこら辺は見直す必要があるのではないかという指摘でした。これについて市長、どういうふうにお考えでしょうか。

(松浦市長)事故にもよりますが、屋内退避が原則ですよね。一応5キロ圏内については、即避難、その他は一定の期間、屋内退避ということにしています。屋内退避をする理由は、いわゆるプルームというものが上空を通過しますので、避難のときに遭遇しないよう、それをかわす意味がありますので、それが通過した後で順次避難をしていくという考え方です。ですから、それに照らして考えていく必要があると思いますが、例えば自宅が崩壊するとか、いろんなケースが出てくると思いますので、その場合はどこか避難施設に誘導するとか、全て具体的なケースに応じてつくっていくということは、なかなか非常に難しいかもしれません。しかし、今回の熊本のような(本震が2回来たような)ケースが一つあるわけですので、そういうものも当然念頭に置きながら避難計画を考えていく必要があるだろうと思います。

(日本経済新聞)島根県知事も国への要望で、ああいう地震も踏まえて防災を見直してほしいということでした。広域避難計画は今年の3月に修正していると思いますが、これをまた今のような点を踏まえて見直していくということでよろしいんでしょうか。

(松浦市長)避難計画というのは、いろんな知見なりをもとに絶えず修正していかないといけないと思いますので、今回の熊本の件も踏まえて、見直しなりそうしたことはやっていく必要があると思います。

(日本経済新聞)ありがとうございます。

(山陰中央新報)熊本地震の関係で、各自治体の市役所の庁舎が被害を受けて、災害対応拠点としての機能がなかなか果たせないケースが幾つかありました。松江の市役所の本庁舎も耐震性がないということで、建て替えの構想があると思うんですが、今後その計画、構想、流れに今回の地震を踏まえて何か見直されるとか、考えがあればお聞かせください。

(松浦市長)全て対応していくのはなかなか難しい。そのために今、新しいのを建てようとしていますので、その前に何か別の場所を確保するのも難しいですし、とにかく今は新しい庁舎を建てるという、それをできるだけ早くやっていくことが当面の努力目標じゃないかなと思います。

(山陰中央新報)今後のスケジュール感があれば教えてください。

(松浦市長)まだ具体的に打ち合わせをしていませんので、特に持っていませんが、一番難しいのは、現地建て替えが決まっていますので、どういう手順でやっていくのか、最初の計画をきちっとつくり上げるのに結構時間がかかるところかなと思います。できるだけ早くそういう計画をつくっていきたいと思います。

(日本経済新聞)明日、東京で立地自治体の協議会がありますが、今の段階でアジェンダとか分かっているものがあれば教えていただけますか。

(松浦市長)一つは核燃料サイクルを早急に確立してほしいということ。廃炉の問題もありますし、再稼働の問題もありますので、これをとにかくお願いするということ。もう一つは、避難計画ですね。今、国ともいろいろ協議をしながら立てているわけですが、一つ一ついろんな課題をクリアしていかなければいけませんが、一番国に支援をお願いしたいと思っているのはバスです。バスの確保、運転手さんの確保、こういったことについてきちんと確保してもらわなければならないということが2つ目です。

もう一つはSPEEDIの取り扱いで、この間の関係閣僚会議では自治体の自主性に任せて使用も認めるような話になっていますが、片方で規制庁はSPEEDIの使用については考えてないと言っています。国の中で明確に考え方が食い違っているわけですね。規制庁はSPEEDIにかわる対応を今検討したいという話をしていましたので、具体的にはどういうことを考えているのか、そんなことを聞いてみようと思っていますが。

(日本経済新聞)今のバスの問題は、特に島根原発で緊急性が高いと理解してよろしいですか。というのは、松江だけで20万人、圏域で60何万人だと思うんですが、ほかのところは割と離れたところに(原発が)あって、人口も少ないと思うんですけれども、そういうことなんでしょうか。

(松浦市長)松江だけではないとは思いますが、特に松江の場合、その必要性があると思います。

 

(時事通信社)ちょっと話題が変わりますが、舛添都知事の問題で、知事とは立場が異なるかもしれないんですが、海外出張に行かれる際のお金の使い方とか、公用車の使い方とか、何か今考えていることがあれば教えてください。

(松浦市長)それは常識的に使うべきだと思いますが、いずれにしても公費を使う話ですので、必要最小限度のもの、それから公私のけじめはきちんとやるべきだとは思います。

(山陰中央新報)舛添知事の一連の問題は、どういうところに問題があるとお考えですか。

(松浦市長)全容がよく分からないので、一部だけを取り出してしゃべると間違ったことになるかもしれませんので、差し控えたいと思います。いずれにしても、やはり公人ですので、そういう立場で常に公私のけじめはきちんとつけておく必要があると思います。

 

(日本経済新聞)話題は変わりますが、一畑電車の経営支援の問題で幾つかお聞きします。沿対協の臨時総会で市長が注文しておられた、出雲縁結び空港との接続を考えてほしいということについて、もう少し具体的にこうしたらとか、あるいは具体的に一畑に対して、いつまでにやってほしいなどあれば、ご説明いただきたいのですが。

(松浦市長)これはすぐには、なかなか難しいとは思いますが、一つの考え方として、今、松江と出雲の間を行き来している一畑電車は、結局松江と出雲に住んでいる人が利用することを前提にして運行しているということになります。しかし、松江、出雲の人たちというのは、そんなに爆発的に増えるわけではないですし、むしろ通学とかそういう子どもたちの数も減っていくということになると、将来の利用者の確保という点においては、そんなに明るいものではないわけです。一方で、われわれも多額の投資に対しての助成をしていますが、単に利用者を維持するとか、そういうことではなくて、もう少し積極的に利用者を開拓する考え方があってもいいんじゃないかと。そうすると、今、出雲空港には、首都圏、あるいは関西、名古屋、福岡などからたくさんの人が出入りしています。こういった人たちの固まりを活用、利用あるいは拾っていくという発想があっていいんじゃないかと。もちろんそれをやるためには多額の投資が必要ですが、それは将来の運賃なり利用者が支払うことでペイしていく。そこをきっちり将来推計してみて、ある程度プラス・マイナスで可能性があるのであれば、今、すごくお金がかかるかもしれないけれど、何年間かたって見た場合に非常に安定的なものになっていくのではないか。これはある種の思いつきではあるんですけど。そんなことを少し考えたらいいんじゃないかと。

一畑としては従来、今の沿線を活用して住宅などをと考えていましたけど、なかなかそういう状況もないような感じなので、たくさんの人が利用している、そうしたものを拾う考えはあってもいいのではないか。そういうことです。

(日本経済新聞)空港の側から見ると、通常は、青森にしてもどこにしてもバスで輸送しますが、宮崎空港は鉄道が通じていますね、あと福岡は地下鉄が通っています。ということは、思いつきですけど、縁結び空港から平田ぐらいまで線を引くというイメージですか。

(松浦市長)そうですね。

(日本経済新聞)そうすると、もう一つ問題は、一畑の場合はみなし上下分離で、基本的にもう鉄道事業者の経営体としては手足を縛られているというか、設備投資がほとんど自治体で、車両に関しても買っていますので、今のようなお話は基本的に国も含めてやらざるを得ないという理解でよろしいんですよね、一畑にやれという話ではなく。どうでしょうか。

(松浦市長)上下分離を前提に考えていたわけではなく、これは一畑も含めて、いずれにしても運行をしなければならないという一定の覚悟が要りますので、そこらでそういう考え方がないのかということをお聞きしたわけです。

(日本経済新聞)分かりました。それから、もう一つは助成金の話ですが、これもこの間の臨時総会で、一応今後5年間も続けるという、何か了解のような感じではあったんですが、一部の県会議員から、そうはならないという声もありましたけど、基本的に松江市としては、何億かは出すということで決まったのでしょうか。

(松浦市長)10年間という計画を立てて、5年ごとに見直しをかけていくという考え方で、一応5年間がたちましたが、私自身も、県会議員もおっしゃっていたように、目標をきちんと決めて、そのためにこういう努力をするとか、そういうことがなかったような感じがするんですね。ですから、今後この5年間は、ぜひ毎年毎年の利用客増のための施策を立ててもらって、それを常に見直していく、そういうことが大事かなと。私たちが投資に対して一定の支援をしていこうと決めたのは、利用客を増やすということですが、利用客を増やす上で、安全性が一番基本になるので、そこらはわれわれが引き受けましょうと。けれども、その前提として、一畑に乗ってみようと思ってもらうためのいろんな仕掛けは一畑で努力し、明確に出してもらう必要があると思います。

(日本経済新聞社)例えばヨーロッパの鉄道などに詳しい人の話を聞きますと、松江のまちづくりとの関連で何かできるのかということで、例えば富山みたいなライトレールじゃないですけど、宍道湖温泉駅からJRのほうまで路面的なものをつなげるとか、あるいは市の中心部を車両進入禁止にするとか、自転車とか、そこら辺は何かお考えになってらっしゃいますか。

(松浦市長)十四、五年前くらいからLRTについては、いろいろ検討していますが、一番大きなハードルは、既存の道路、しかもバスなどが走っている中に軌道を通していくことについて、市民の皆さん方の理解を得ることが非常に難しい。逆に言うと、その必要性を十分に説明しづらい、難しいということですね。しかも多額のお金がかかることですので。

今、これは全く個人的な思いで考えているのは、既に今の一畑もありますし、南のほうはJR山陰線があり、しかも町なかを走っています。ですから、それを一つのLRTのような考え方で、それぞれの駅から例えばバスでつないでいくとか、そういう発想はどうかなという、これは個人的な思いですけれども。今、松江駅のかいわいは結構マンションが建って非常に人が増えています。やはり一定の利便性があるということで、何か駅の周辺というものをそういう形で考えていくと、それがまた一つ定住という点で活用できるのではないかという思いもちょっと持っていますし、ここ何年間かの統計をみると、実は松江の各駅の乗降客は増えているんです。これはちょっと私もびっくりした数字ですが、ほかのところは減っているのに、むしろ乗降客が増えているということは、松江の一つの中心性のようなものが非常に高まっているのではないかという感じがしています。そうだとすると、各駅を一つの拠点に考えて、何か対応が図れるのではないか、まだ構想の段階ですが、そんなことを考えています。

(日本経済新聞)今日の山陰中央新報で、JR西日本が松江に地域本部を持ってくるということですし、山陰いいものマルシェの関連とか、シャミネの改装でもかなり松江市に協力的なんですが、こういう点ではJR西日本にこれから何か働きかけていくというか、協力を考えておられますか。

(松浦市長)この間、JR西日本の真鍋社長さんにお会いして、JR西日本が一番よくご存じだと思いますが、松江管内の乗降客が非常に増えていますと。これを何か一つの方向性と考えて、一緒になってとにかく定住対策はお願いしたいという話もあわせて、マルシェの話などもお願いをしてきました。

(日本経済新聞)ありがとうございました。

(毎日新聞)JR西日本の米子支社と、どういう連携をしていきたいと考えていますか。今までもマルシェなどで協力されていますが、これから地域振興本部が置かれることについて、どういう期待を持たれていますか。

(松浦市長)従来から、実質的に松江を中心としたいろんな企画をしていただいていますので、われわれもマルシェなど、支援しながら拡大していく。そして何といっても瑞風が来年走りますので、それをきちんと受け止めて協力したり、観光面などでいろいろ連携しながらやっていきたいと思います。

それから、今言った各駅にいかに中心性を持たせていくか、そういうことでこれから連携していければと思っています。

(日本経済新聞)マルシェに関連して、この間、長岡市長が、今年度のマルシェの計画ではフランスの見本市に出るというお話しでした。市長は、もともとフランスにかなりご関心だったので、コメントがあれば教えてください。

(松浦市長)私が会長をしているときに、マルシェの協力者としてジェトロにも協力していただくということになり、国内でのPRだけではなく、海外でも松江、この圏域のPRをやっていく方向性が一応出ていました。その中でフランスというのは、やはり観光のリーダー、牽引者になっていますので、ぜひともマルシェなどを開催することによってフランスでの圏域のPRをさらに拡大し、これからのインバウンドに結び付けていきたいと思います。

 

(日本経済新聞)音楽の振興についてお聞きします。この間、山陰合同銀行のバドミントン部の祝賀会のときに、スポーツの話をなさるかと思ったら音楽に力を入れたいとおっしゃっていたので、それで、このところ朝枝信彦さんというバイオリニストが白潟ハウスにいらっしゃるという記事が出ていますが、かなり今年度、来年度、力を入れていかれるおつもりなんでしょうか、音楽でのまちづくりっていう意味では。

(松浦市長)そうですね、これまでも音楽によるまちづくりは、一応私も看板の中には入れていまして、音楽協会が実施部隊としてあるわけですが、どうしても音楽協会だけではいろんな連携がなかなか難しく、限界があるということです。そういう中で、実は朝枝さんが全く別の形でこの松江とのかかわりを持っておられて、結局松江に滞在をされてる中で、松江を非常に気に入っていただいたわけですね。それで、ちょっと私も確認していませんが、つい先日、松江に住民票を移されたという話も聞きました。これは本当ありがたい話だなと思っています。朝枝さんの発想力、ドイツの中で培った世界的に有名な音楽家との人間関係みたいなものが、われわれにとって非常に頼りになるわけですね。この点は、音楽協会の関係者も何とかしなければいけないと思っていたやさきに、朝枝さんという現役バリバリの方が松江を大好きになって、いろんな発想をわれわれに提供していただけることになり、われわれも今、前向きな気持ちになっています。朝枝さん自身の人柄も、大変高名な方ですが、全くそれを感じさせるようなことはなく、とても穏やかな方で、何かわれわれと一緒にやっていけるなという感じを非常に強くしています。朝枝さんのほうの関係と音楽協会を一緒に結び付ける会議をしたんですが、ぜひ一緒にやりましょうということで合意しましたので、これから細部を詰めながらやっていきたいと思っています。

(日本経済新聞)主にクラシック音楽の都市での振興ということになると、山陰フィルがあると思いますが、例えばそういうところを底上げするとか、朝枝さんも指揮なさると思うんですけど、どうなんでしょうか。

(松浦市長)会議でも出ていましたのは、朝枝さんのグループと、音楽協会だけではやっぱり広がりとしてまだ不十分であり、それぞれが持っているいろんな人間関係をもっともっと広げていくと。山陰フィルもそうですが、まだこの松江には大変な人もいっぱいいるわけですよね、音楽家で。そういった人たちと連携をしていくことで、底上げを図っていくと同時に、やはり小・中学生に対してのスクールレッスンみたいなものを、ぜひ丁寧にやりたいとおっしゃってまして、そういう人材を連携させると同時に、その人材育成をこれから一緒にやっていければと思っています。

(日本経済新聞)ありがとうございます。

 

(山陰放送)去年の515日に松江城の国宝化が決まって、ちょうど1年ですが、この1年間、大口町との親交などもいろいろありました。その辺の手応えと、来年また新しい2年目に向けての抱負をお願いできますか。

(松浦市長)そうですね、515日に万歳をしまして、1年たちましたけれども、本当にわれわれが想像していた以上にたくさんの人に訪れていただきましたし、今度の連休なども非常にたくさんの方に訪れていただいています。ですから、こういう中で松江をもっともっと知っていただく、あるいはPRしていくということをやっていきたいと思っていますが、同時に、西先生は「松江のお城だけを磨いていくのではなく、松江全体の景観や雰囲気をもっと整備をして、磨いていくということが必要だ」ということを言われております。私もそのとおりだと思っていまして、やはり観光のことだけを考えますと、どうしてもイベント中心になり、結果として先細りになっていく可能性もあるので、もっと底辺を広げるというか、松江の底力をもっとつけていくということをこれからやっていく必要があると思っています。そのためにはいろんなお金がかかりますので、そのための基金づくり、財源づくりですね。一方で、松江は合併に伴う交付税がどんどん減っていくという状況もありますし、原発交付金も減っていくという状況があって、しかも福祉関係の扶助費はどんどん伸びていくという、財政的には大変難しい時期も迎えているわけです。そういうことをいろいろ考えて、やはり松江の特徴であるこうした歴史的なたたずまいというか、こういったものをきちっと後世に向けて整備をしていくための財源確保、これをやっていく必要があると思っています。

それと、先ほど大口町の話が出ましたけれども、大変ありがたいのは、大口町がまるで松江をわが事のようにいろいろな形で応援していただけることです。姉妹都市縁組を結んで大変よかったなと思います。昨日の大石静さんのこともありますが、それ以外にふるさと寄附での相互の応援だとか、大口町の中でいろいろ松江を宣伝していただいたり、そういう形で非常に活発に連携できていることは大変心強いことだと思っています。

 

(日本海新聞)4月に熊野大社で開かれた出雲國神仏霊場の合同の世界平和祈願祭で市長があいさつされ、2018年が大山開山の1300年に当たると同時に、松江で不昧公没後200年が重なるということで、何か連携した取り組みを進めていきたいと、検討していきたいというふうなことをおっしゃっていましたが、具体的に今何か検討されていることがありますか。

(松浦市長)連携というか、特に大山の1300年ということについては、鳥取県だけでやるよりも、この圏域としてきちんとわれわれも受け止めることが大変大事ではないかと思っています。むしろ大山寺とのつながりは、祈祷札なんかもそうですが、大山寺の開祖がこちらの人であったり、弁慶伝説の弁慶がもともと大山寺にいたという話ですが、例えば鰐淵寺までつり鐘を運んだとか、そういう伝説もたくさん残されていることから、やはり出雲地方とのつながりをもっと掘り起こして、われわれも大山寺の1300年に協力できるのではないかという思いでしゃべらせてもらったところなんです。

(日本海新聞)これから具体的に、例えば両者で会合の場を持って検討していかれるようなことがあるんですか。

(松浦市長)今年の2月だったか、広域市長会の場に大山寺1300年の事業を行う実行委員会の方が来て、大山寺の話をされてまして、そのときにこの市長会としてもいろんな形で支援をしていこうということをお話したところですので、これから具体的に、どういうことができるか、実行委員会のほうと打ち合わせをしていきたいと思います。

(日本海新聞)分かりました。ありがとうございます。

 

(山陰放送)ふるさと納税の話で、ほかの離れたところの自治体とコラボしてふるさと納税というのはかなり珍しいことだと思うんですが、これについての期待感は、さっきも松江を大口町の中でPRしてもらえるみたいなことは市長もおっしゃいました。その辺の期待感の部分を教えていただけますか。

(松浦市長)1人でやるよりも2人でやったほうが効果が大きいということですよね。要するに、自分のところはいいとこですよという話は誰でもするわけですが、違った人が、「あの松江はすごいとこですよ、いいとこですよ」って宣伝してもらうっていうのは、口コミ効果、宣伝効果としては大きいと思うんですよ。そういうことじゃないでしょうかね。

(山陰放送)総務省では、あんまり行き過ぎたふるさと納税は、みたいな注意もあったと思います。ある意味ほかの自治体との競争みたいな感じもありますが、相互のお礼の品が組み合わさるという効果があると思うんですが、期待感はどうでしょう。

(松浦市長)それはあると思いますね。自分のことしか宣伝しないところがほとんどですから、一緒になって相互のいいところを宣伝し合うのは、受け止める側から見ると、効果絶大なのではないかと思います。

(山陰放送)大石静さんと市長の話の中で、NHKの大河ドラマの最後のちょっとした地域紹介をするのは、非常に激戦ですっていう話がありました。島根はまだ大河ドラマに出てない気もするんですが、これについて誘致活動とかなさってるのか、あるいはこれからしたいのか、そこら辺を教えてください。

(松浦市長)今、安来市がやっておられるのは承知していますが、私たちとしては、堀尾吉晴の生涯を描いた中村彰彦さんの「戦国はるかなれど」、あれをぜひ売り込んでいきたいなと。NHKの放送局長さんなどに話はしていますが、ぜひこれから売り出していきたいと思いますし、大石さんにも申し上げたんですけど、別に時代物だけじゃなくて、松江のこの落ちついた雰囲気をぜひ感じ取ってもらって、ここを舞台にした脚本を書いてもらうことをお願いしたいと思います。

(共同通信)ほかに質問がなければ、これで終わります。ありがとうございました。

(松浦市長)ありがとうございました。

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