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市長定例記者会見(11月21日)

【参考資料】

(日本経済新聞)市長から11月議会の議案と補正予算について説明をお願いします。

(松浦市長)最初に議案の主なものについて説明します。

議第177号、松江市市民活動センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について。6月に「まつえ市民活動支援協議会」を設立して、市民活動センターの運営をしてもらうことになりましたが、建物自体の管理については指定管理者制度を導入することになりました。それから、これまで市民活動団体は市長への登録制度でしたが、今後は「まつえ市民活動支援協議会」への登録に変更になります。施行期日は平成3241日ですが、この間に指定管理者の公募をして手続きを進めていくというものです。

議第179号、松江市認定こども園の認定要件に関する条例の制定について。幼保連携型認定こども園は、すでに中核市に移譲されていますが、今回、新たにそれ以外の認定こども園が中核市に移譲されることになり、これに伴って条例を新たに制定するというものです。

議第182号、松江イングリッシュガーデン設置及び管理に関する条例の廃止について。イングリッシュガーデンを民間事業者へ売却することに伴って、条例を廃止するというものです。

議第184号、松江市一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部改正について、および議第185号、市町村から委託を受けて非常災害により生じた廃棄物の処分を行うための一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定について。これは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律が改正されて、非常災害時において既存の廃棄物処理施設が活用できない場合に、市町村から委託された民間事業者等が廃棄物の処理施設を設置する場合に特例措置を設けられたことに伴い、条例を制定するものです。

議第186号、財産の取得について。小泉八雲旧居は、これまで民間の人が所有していましたが、市に譲っていただき、将来にわたって保存、活用をしていこうというものです。

議第187号、財産の処分について。市が所有するイングリッシュガーデンの土地を、公募型プロポーザルによって選定した事業者に売却をするものです。相手方は株式会社ブライダルギャラリー・ノバで、17,600万円余りで売却となりました。

議題188号、財産の減額譲渡について。イングリッシュガーデンと元の美術館の間にある建物については、もともと美術館の附属施設というような形で建てられていたもので、美術館が撤退した後の有効な活用策を見出すことができませんでした。この建物の評価額は約46,000万円ですが、イングリッシュガーデンを10年間継続することを条件に1,400万円で民間に売却することにしました。本来なら市でこの建物を除却して売り渡すということが筋だと思いますが、これを売却の対象に加えていきたいと思っています。また、この建物を市で維持管理をすることになると、今後10年間に見込まれる維持費が約9億円かかるということですので、総合的な判断の中で減額して譲り渡すことにしたものです。議案については以上です。

続いて補正予算の概要について説明します。今回、議題として提出する補正予算が12件、専決処分の補正予算が1件で、補正額は一般会計では227,100万円余りです。一般会計の補正額の内訳で、金額的に大きなものとしては、災害復旧事業費の公共土木施設分として13,100万円、農業用施設・林道分として11,100万円、市立病院跡地管理費が36,100万円、これは病院跡地を基金で管理しているものを一般会計が買い戻すという予算措置です。長期債償還元金の6600万円は繰り上げ償還を行うものです。次に、主な事業について説明します。

(1)地場農産物生産・消費拡大推進事業費。地産地消を推進して農家経営の安定を図るために、学校給食に納入する地場産野菜について、納入経費の4分の1以内で補助をすることになりました。契約栽培の状況としては生産者、納入量ともに倍増していますので、これに伴う補正です。ちなみに、学校給食におけるタマネギ、キャベツ、ニンジンなどの主要8品目の地産地消率は、平成29年度は35%でしたが、今年度は43%になる見込みです。40%を目標に掲げていましたので、目標を単年度でクリアしたということです。8品目に限定しない全品目の市内産の野菜の比率は、昨年度が26.9%でしたが、今年度の見込みは36.6%でこちらも上昇しています。

(2)山陰まんなかインバウンド推進プロジェクト事業費。主としてナイトタイムエコノミー、夜間の観光客の消費活動を喚起することを目的とした事業が地方創生推進交付金の対象になったため補正予算を計上するものです。具体的には、松江城・周辺ライトアップ事業。松江城の天守は従来からやっていますが、その周辺部も28年度から徐々にライトアップをしており、これを継続的に行っていきます。宍道湖も夜になると真っ暗で少々寂しいので、太陽光などを活用して嫁ケ島のライトアップを常設化していくための調査設計費です。その他に、神楽等伝統芸能活用事業では、佐陀神能を中心に圏域内の神楽社中による神楽の夜間公演を定時開催するための調査設計費です。

(3)広域観光周遊ルート整備促進事業費。広島―松江間をワンコインバスが走行していますが、その乗客が平成28年度の3,000人台から急増し、30年度は6,000人台になる見込みとなったため増額補正を行います。国別でみると中国、香港、台湾、アメリカ、フランスからの利用者が大きく増えています。

(4)外国人滞在型観光促進事業。外国人の団体旅行に対して宿泊補助をする事業で、宿泊者は毎年倍増しています。平成28年度には3,000人台でしたが、30年度の見込みは12,000人台で、内訳としては韓国、台湾、香港の3つでほとんどを占めています。

(7)現年災公共土木施設災害復旧工事費、(8)平成30年災農業用施設・林道災害復旧事業費。台風24号による公共土木と農業用施設等の災害の復旧工事についての予算です。

(9)市立病院跡地管理費。旧市立病院跡地は土地開発基金が病院から財産取得しているので、これを一般会計で再取得して、NHKに売却をするという手順を踏むことになります。その財産の再取得のための経費36,200万円あまりです。主なものは以上です。

特別会計の補正予算は6件あります。全体で共通するのは、人事異動に伴う職員の人件費の増額、昨年度の事業費の確定に伴う精算が主なものです。

公営企業会計は全部で5会計ですが、特別会計と同じく人件費の補正などが主な内容です。

その他に、29年度事業にかかる特別損失について、専決処分ですでに補正を行ったものがあります。以上です。

(日本経済新聞)始めに私から、小泉八雲旧居の購入についてお尋ねします。今後は隣接する小泉八雲記念館と一体的にPRできるようになると思いますが、これによる観光の効果はどう考えているかということと、記念館は4月から指定管理者制度を導入していますが、将来的には旧居も一体的な運営をして、指定管理といったことも考えていますか。

(松浦市長)これまでは、隣り合わせではありましたが所有主体が違っているということがあって、観光客の皆さんも自由に行き来することが難しい状態でした。松江市が取得した後については、現在、検討をさせておりますし、指定管理ということについても検討していかなければいけないと思っています。

(山陰中央新報)イングリッシュガーデンは、宍道湖の北岸で、湖畔の良い場所にあると思いますが、そこが民間の手に委ねられるということで、新しく観光拠点としても考えていくことになるんでしょうが、市長として、あそこの活用についてどのような希望を持っていらっしゃるのか、期待も含めてお伺いします。

(松浦市長)当初は、美術館とイングリッシュガーデンとで観光施設としてやってきましたが、美術館が撤退をしてしまって、その後は片肺飛行のような形で今までやってきました。イングリッシュガーデンをもう一度整備をして本格的に料金を取って、とも考えましたが、跡地利用について有効な策が出ませんでしたので、民間に売却あるいは貸し付けを行って、一体的に整備をしていただくほうがいいだろうということになりました。ただし、イングリッシュガーデンは地域で唯一ですし、整備などには大変力を注いできたということもありますので、10年間は存続してもらうことを条件に、建物と一体的に整備をしてもらって観光客などに楽しんでいただくという方向性を出して公募をし、今回の取得者に決めたということです。市長になってからずっとこの問題を抱えていましたが、一番苦労したのは、イングリッシュガーデンと建物の入場の考え方だったと思います。美術館があったときは、美術館とイングリッシュガーデンの入り口が一つになっていて、イングリッシュガーデンだけを見る人、美術館だけを見る人、両方見る人の振り分けをしなくてはなりませんでした。また、建物の一番宍道湖側にあるレストランに入るにも入場料を払わなくてはならず、レストランだけを利用したいと思っている人にとっては非常に使いづらいものがありました。美術館がなくなった後、イングリッシュガーデンは存続するという結論を出したときにも、その調整に良い考えが出ませんでした。それで、思い切って民間に売却などして、美術館の跡地も含めて一体的な活用策を考えてもらうほうがいいだろうという結論を出したところです。したがって、あそこを利用するのは、ホテルやブライダル関係で利用する方だけではなく、「イングリッシュガーデンを楽しんでもらう」という利用の仕方や、風光明媚な場所にあるという利点もあわせて考えて活用していただければと思います。

(山陰中央新報)関連してですが、ワンコインバスの利用者も増えているという状況でもありますし、ナイトタイムエコノミーなどのインバウンド対策の充実も、さらにこれから必要になってくると思いますが、今回のこのイングリッシュガーデンの活用などについて、市長の思いというのがあれば教えていただけますか。

(松浦市長)特に関連づけては考えてはいませんが、フォーゲルパークは東南アジア、台湾の人などに人気が高いので、イングリッシュガーデンについても、そういった国にPRをして活用していただきたいと思います。台湾などでカップルがウエディングドレスを着て写真を撮るというのがはやっていて、日本には撮影する良いスポットがたくさんあるということのようですし、この間訪問したシンガポールでも、日本のそういう写真を写真屋で飾っていましたので、イングリッシュガーデンやフォーゲルパークなどは絶好のスポットになるんじゃないかと思います。

NHK)一般会計補正予算にありましたが、旧市立病院の跡地をNHKに売却することに関して金額面での合意がなされたと思いますが、それに関して市長からコメントですとか、NHKに対しての要望とかがありましたらお聞かせください。

(松浦市長)2005年に市立病院が移転して、その跡地を何に使うかとなった時にもNHKとの間で売却の話があったのですが、NHKの事情もあって頓挫したという経緯があります。その後、この話がもう一度復活して、今回は多数の皆さん方の支えもあって、ここまでこぎつけることができました。病院跡地の地下には鉄筋とかコンクリートなどの埋設物があって、これの撤去についてNHKといろいろと交渉した結果、結局は我々がそれを撤去して売却するということにしたのですが、我々の当初の予定とは若干違うところがあったので、いろいろと山あり谷ありでしたが、その後は順調に今日まで推移をしたということです。

(山陰中央テレビ)イングリッシュガーデンのことでお伺いします。まず1点目、市長にとって長年の懸案だったという話でしたが、売却事業者が無事に決まった今の心境を率直にお聞かせください。

(松浦市長)若干寂しい面もあります。私が市長になった翌年ごろから、相手方と交渉が始まりました。当時の議長さんと私とで一日がかりで、本当にへとへとになるまで相手方と交渉したことを今でも覚えていますが、そのころから相手方との関係がしっくりいかなくなりました。裁判沙汰にもなって最終的には相手方が撤退となりましたが、観光事業者、あるいは経済界からは、もっと我慢して相手の言うことを聞けばよかったんじゃないかという厳しい意見もいただきました。というのは、美術館の中身が非常に価値の高いものだったし、ふだんは見られないようなものでしたので。しかし、そういった交渉をずっと続けていくと職員が参ってしまうし、やっぱり一定のところで結論を出さざるを得なかったというところがあります。美術館が撤退した後、イングリッシュガーデンをどうするかという話があって、議会からは反対する意見もありましたが存続することにしました。最初にイングリッシュガーデンがオープンしたときは、短期間で庭園を整備したので、実は地下には建築資材とか廃材のようなものがいっぱい埋まっていたようです。何年か経っても木や草が成長しないので地下を掘り返してしてみて、そのことがわかりました。それを全部取り除いて、土を入れかえて、今のような状況にしてきたということでは非常に思い入れはありますが、さっき言ったように少し使いづらい構造になっていたので活用のアイデアがなかなか出ず、市で議論した結果、売却をすることになりました。しかし、議会の反対もありながら今までイングリッシュガーデンを頑張ってきたんだから、何とか存続させる必要があるんじゃないかと思って今回の条件を出したのですが、結論としては最善の方法だったかなと思っています。イングリッシュガーデンというのは理解してもらうのが難しい面があって、フランス庭園とか日本庭園と違って自然らしさを強調するのがイングリッシュガーデンなんですが、本当は物すごく計算され尽くした草花の配置になっています。そういうことをきちっと理解してないと、何か雑然として見えますし、イギリス人は冬場になって枯れてしまう様子もいいんだという見方をしているので、そういうイングリッシュガーデンのよさとか特徴も今回取得した人に理解してもらって、また私たちの思いも引き継いでもらってPRをしていただきたいと思っています。

(山陰中央テレビ)一つの道筋が見えたということで、内心ほっとしている部分はあるんでしょうか。

(松浦市長)少し肩の荷は下りたかなという感じはしています。

(山陰中央テレビ)ブライダル業者はマリエやしろが親会社になるということで、山陰では皆さんが知っている業者さんなので、いろいろなノウハウもお持ちだと思いますが、この業者さんに決まったことで期待している部分があれば教えてください。

(松浦市長)イングリッシュガーデンとブライダル業者との取り合わせということですので、うまくこれを活用していただけるのではないかと思います。このイングリッシュガーデンを大事に使っていただけるものと思っていますし、ぜひ大事に使っていただきたいと思います。

(時事通信者)東京五輪・パラリンピックでアイルランドの事前キャンプ地の誘致を逃してしまいましたが、松江市はホストタウンに登録しているかと思います。まちのユニバーサルデザイン化であったり外国人選手との交流であったり、多文化共生の取り組みをホストタウンの交付金を使って進めることも可能かと思います。今までアイルランドとは、交流も積み重ねてはいると思いますが、2020年を契機に、また新たな取り組みを始めたいというお気持ちはありますか。

(松浦市長)もともとホストタウンというのが先にあったわけじゃなくて、アイルランドとの交流が長く続いてきていたので、アイルランドを対象にしたホストタウンとして手を挙げるのは松江市しかないだろうというつもりで手を挙げたということです。以前には、北京オリンピックの陸上競技だとか大阪世界陸上でのキャンプを張っていただいたという実績もあったので、アイルランドの人たちも理解してくれるんじゃないかと思ったんですが、それとこれとはちょっと違ったかなという感じはしています。ただ、それでアイルランドとの交流にひびが入るということにはならないと思っています。来年はラグビーのワールドカップがあって、アイルランドのチームを応援するために何千人もアイルランドから日本に来てくれます。その人たちの観光ツアーが組まれていて、コースの中に松江を入れていただいているということですし、もちろんオリンピックでもアイルランドの方もたくさん来ると思いますので、ホストタウンとして受け入れに万全を期していきたいと思っています。

(日本経済新聞)議案以外の質問です。県の溝口知事が、今期限りでの退任を表明されましたが、これについて所見をお願いします。

(松浦市長)突然の病気で入院され、大きな手術を受けられたということがあったので、今後については大変心配をしていましたが、やっぱり自分の体力なり、そういったことを考えて決断されたものだろうと思っています。私もずっと長く首長をやっていてよくわかりますが、いつになってもやり残した仕事はありますので、溝口知事としても、病気とはいえ退陣をされるということは、本人自身、寂しいというか残念な思いはあるんじゃないかなと思います。本当に長い間頑張っていただいたことに対して感謝を申し上げたいと思っています。

(山陰中央新報)知事の引退で後継がどなたか、となってくると思いますが、市長として、次を担う後任にどういった方を求めるかについて、お伺いできますか。

(松浦市長)私から言うのもあれですが、何よりも島根県に対しての愛着なり、そういう思いというのが一番の原動力になると思いますので、そういったものをきちっと持っているのかということと、次の4年間、どういう姿の島根県を描いていくのかということだと思います。私は、溝口知事さんにも最初に申し上げたんですが、島根県は東西に細長い県で、東高西低みたいなところがあって、いつもバランスの問題が言われるわけですが、松江市長としてお願いしたいのは、島根県の活力源はこの出雲部、松江とか出雲が中心になって島根県を引っ張っていくという構図は変わらないと思いますので、その点はぜひ中心に置いていただきたいと思っています。全く同じように出雲部と石見部、あるいは隠岐を平等に考えて同じことをやるのではなくて、それぞれの置かれている環境に対応した施策をきちっと出していくということが大変大事ではないかなと思っています。

(山陰中央新報)県への愛着ということも言われましたが、それは、例えば候補になる人が県外出身の方であっても県に愛着があればよいということですか。

(松浦市長)従来からは、県内出身の方でしたね。言葉の問題もありますし、生まれ育ったところによるいろんな思いというのは、なかなか県外の方にはわからない面もあると思うので、県外じゃなくて県内の方が一番好ましいのではないかと私は思います。しかし、誰が適任者かという話になると話は別ですので、そういったものも一つの要素として考えてもらえればと思います。

(読売新聞)県知事の候補として県外出身の方の名前が一部に上がっているかと思いますが、その方を支持する方々は、UIターンを推進している島根にとって、UIターン者が知事になることもおかしくないのではないかという意見の方もいますが、それに対してどういう思いをお持ちですか。

(松浦市長)あえてコメントはしませんが、島根県に対する思いが強いということが一番大事だと思います。両親や近所の人に育てられて成長して今日に至っているということが、その地域に対する思いを強くするんじゃないかと思っています。私自身は旧玉湯町出身で、合併して松江市になっていますが、地域に対する思いというのは市長になったから生まれたというよりも、自分が生まれ育ってからのいろんな出来事だとか、学校の先生とか友達だとか、あるいは両親とか、いろんな触れ合いの中で形づくられていくんじゃないかと思っています。ですから、ここで生まれ育った方に自然にそういう思いが出てくるのではないかと思います。

(日本経済新聞)以上で記者会見を終了します。ありがとうございました。

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