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市長定例記者会見(1月17日)

(島根日日新聞)各社質問があればお願いします。

(毎日新聞)今年の抱負をお聞かせください。

(松浦市長)昨年、中核市に指定する政令が閣議決定され、また日本ジオパークの認定もいただきました。30年度は29年度に努力した成果をさらに成長させ、芽を出させるということが大事だと思っています。

そういう中で、やはり一番大きな課題は人口減少の問題です。これに、目に見える形で対応していかなければいけないということで、地産地消と若者定着のためのアクションプランをそれぞれ作りましたので、これから1つでも2つでも具体的な成功事例を作っていく必要があると思っています。どちらの問題についても関係者がたくさんいらっしゃいますので、その連携をいかにとっていくか、ということにかかっているのではないかと思います。関係者の方々にはそれぞれの立場で一生懸命努力いただくわけですが、最終的にその地産地消、あるいは若者定着に結びつけていくということが難しいわけです。したがって、全体的な立場で関係者の連携をとっていく役割を担う人間を置く必要があるのではないかと思っています。その役割を果たす人が一生懸命努力をすることによって、1つでも2つでも具体的に成功事例を作っていくということが、勢いをつけていくということにつながっていくだろうと思います。

中核市は41日からスタートですけれども、一般論として中核市になったことを市民の皆さん方に実感として理解をしていただくことが必要ではないかと思っています。そのためには具体的にこういうものが進んだということを目に見える形で実現していく必要があるのではないかと思います。私もまだ具体的なものを持っているわけではありませんが、具体的な成果を上げていく必要があるだろうと思います。

それから、年末に日本ジオパークの認定をいただきましたが、これはスタートに過ぎませんので、どういうふうにしたらたくさんの観光客に来ていただくことができるのかを考える必要があります。例えば水陸両用機にお客さんを乗せて、機上からジオパークを遊覧してガイダンスをやっていく、それによって興味を持っていただいて、ジオパークに足を向けてもらうとか、お互いの活用ということも考えていかなければいけないだろうと思います。

不昧公200年祭が4月から始まります。これは関係者にそれぞれの部会をつくって努力いただいているので、しっかりとやっていく必要があると思いますが、そのコンセプトとして、後世に残っていくものを作り上げていきたいと思っています。前回の100年忌のときは松江和菓子の復活がありました。この和菓子に加えて、もっと気楽にお茶を飲んでいただくような環境づくりなどもやっていきたいと思います。今、若い方々にそうした視点でアイディアを出していただいていますので、ぜひ期待をしたいと思います。

今年は物事を少し具体的にしていく年にしたいと思っています。

(山陰放送)地産地消の具体的な成功例とおっしゃいましたが、いろんな地域で取り組みをされている中で、特にこの地域は気にかかっているとか、期待しているとか、あるいはこういう動きがある、注目しているというような地域がありますか。

(松浦市長)特に地域で考えているわけではなく、最終の消費者を中心にして物事を考えていく必要があるだろうと思います。例えば学校給食ということを考えた場合に、いかに地元の野菜を活用してもらうかを考えていきたいと思っていますが、それにはどういうネックがあるのかをアクションプランを作る時に考えてもらったと思います。具体的には、野菜であればかなり大量に、コンスタントに要るわけですので、年間計画を立てて、どこで作るか、ということです。JAさんとも協力して農業振興計画を立てていますが、これは、いろんな野菜の栽培、供給量をどうするとか、米の生産高をどうするとか、どちらかというと総論的な計画ですので、次の農業振興計画では、例えば公民館単位ぐらいで「この地域」と考えた場合に、どういう野菜をどれだけ年間に生産するかとかいうことを立てていきたいと思っていて、それを地産地消と結びつけて計画をつくっていくという考え方でやっていきたいと思っています。

(山陰放送)具体的な成功例と言われた中で、生産者と消費者を結ぶ、その間に立つような人が重要だと言われましたが、その人材として考えられる人として、今回で3期目の募集となる「地域おこし協力隊」の方も想定されているのでしょうか。それとももっといろんな方々を想定されていますか。

(松浦市長)イメージとしては、生産から消費までの全体のことがよくわかっている人を念頭に置いてやっていく必要があるだろうと思います。たくさんいる関係者が、それぞれの立場で一生懸命努力をしていますので、その連携、調整をする人が関係者のところを走り回って、最終的に地産地消ができる方向に持っていくというイメージで考えています。地域おこし協力隊もその過程の中で活用することも考えられると思いますが、今後の課題だと思います。

(時事通信社)全体をまとめる人というのは、役職を新たに新設するという意味なのか、それとも何か兼務をしている人なのか、どういった意味でしょうか。

(松浦市長)イメージとしては、市役所の中で、例えば給食というのを考えると、教育委員会、健康関係の部局、産業経済の部局が関係してくるというように、場面場面でいろんな部局が関係してきます。それをきちんと調整する必要があるということですので、これまでの行政についてよく知っている、ということは必要な条件ではないかと思います。どういう形で処遇するかについては、まだ具体的に考えていません。ポストとか、組織を作ってやるのか、あるいは、嘱託のような形でやるのか、その人が動きやすいような形でやっていかなければいけないだろうと思います。市役所でも部単位で仕事をしていますので、部は部としてのいろんな理屈があると思いますから、全体として調整していくということは相当な能力を持った人でないと難しいだろうと思います。

(時事通信社)若者定住のアクションプランについても同じような考えですか。

(松浦市長)同じような状況だと思います。例えば若者を定住させていくといった時には、企業もありますし、学校、特に高等学校もありますし、行政はもちろんありますし、アクションプランを作るのに携わっている方が関係者としてたくさんいますので、そういった人たちの間をつないでいくという同じ課題があるだろうと思います。

(日本海テレビ)大橋川改修のことについてお尋ねします。事業が始まって10年近く経って、大橋川の下流の矢田地区のあたりなど大分工事が進んでいますが、進捗状況についてどう見ておられますか。

(松浦市長)個々の折衝では相当大変だと思いますが、全体的には非常に順調にいっていると思います。特に左岸の矢田地区あたりを中心にして、道路拡幅のために立ち退き交渉などをする必要がありますので、これまで意向調査、用地提供や用地買収交渉といったことをやってきていますので、この辺りについては比較的順調に進んでいると思います。

(日本海テレビ)去年から、国交省が白潟地区周辺の用地買収交渉などを本格的に始めていると聞いています。ただ対象が70戸近くあって、今のところ話がついているのはこのうち数軒という話ですので、これから一番時間がかかるところかと思いますが、このあたりの見通しをどう見ておられますか。

(松浦市長)これから具体的にどうするか、です。その方がそこを立ち退いた後に、どういう生活をされるのかということが一つの大きなポイントになりますので、そういったことを逐一お話しして、それに応じた用地提供なり用地買収なりをする必要があると思っています。単価も非常に高いわけですので、国に対してそれが実現できるような配分を強く要請をしています。

あとは、白潟地区を中心にしてどういうまちづくりをしていくか、そこが大変重要だと思っています。白潟地区の新年賀会に出て、行政に何かしてもらうという態度だけでは結局うまくいかないだろうとお話をしました。そこに住んでいる方々が、どういうまちにしていくのかを主体的に考えるということが一番大事ですよ、とかなり強くお話しをさせていただいて、皆さんはよくわかっておられると思います。これからそういうこともやっていかなければいけないだろうと思います。

(山陰中央新報)41日から中核市に移行するということもありますが、この春の組織改編はどのようにお考えですか。

(松浦市長)中心になるのは、中核市になることに関連した組織改編になろうと思います。特にその中でも保健所が中心になります。これまで、健康と子育てを一緒にやってきていますが、若い人から高齢者までの健康問題は市民の皆さん方の一番強い願いだと思いますし、定住ということを考えた場合にも健康問題は力を入れてやっていかなくてはいけないだろうと思います。今回、市の組織として保健所ができるので、漠然とですが、健康のセクションと子育てのセクションを、それぞれ独立させて部として対応していくということを中心に考えていきたいと思っています。あとは、まだ具体的に考えておりません。

(山陰中央新報)東京五輪・パラリンピックの事前合宿の誘致について、最近話題として聞かなくなったんですが、現状はどういった状況で、見通しがどうであるかを教えてください。

(松浦市長)昨年の10月に、東京にアイルランドのオリンピック委員会の方が来られるということでした。事前に聞いていたのは、彼らはできるだけ東京に近いところで合宿をしたいという意向があるということでしたので、それでは我々が今までお願いしてきたことがうまくいかないだろうと、委員会の皆さん方に、松江の思いだとか、競技場の様子だとかをプレゼンしました。それを受けて、松江にアイルランドオリンピック委員会の関係者が視察に来られ、その結果を持ち帰って委員会の中で議論したいという話になりましたが、それ以降は、まだ連絡がないということです。これはアイルランドの考え方一つではありますが、とにかく我々としてはやることはやってきたという思いはありますし、いろいろな話も先方にはしていますので、我々の要請の全てを満たしてもらえるかどうかはわかりませんけれども、前向きに検討していただけるのではないかという期待はあります。

(中国新聞)益田市も自転車競技の誘致を目指して五輪キャンプ誘致室を作り、アイルランドも候補にしていますが、益田市との連携についてどのようにお考えですか。また、41日の組織改編で招致室みたいなものをつくる予定はありますか。

(松浦市長)招致室のようなものをつくることは考えていません。必要に応じて、また現地の人たちとの協議などをやっていくということです。私たちはこれまで小泉八雲のつながりで、東京のアイルランド大使館、在アイルランドの日本大使館への働きかけもやっています。そういったものを受けとめて一定の結論を出していただけるのではないかと思っています。

益田市については、初めてその話を聞きましたので、特に今までも連携をしておりませんし、今のところは考えていません。

(毎日新聞)今日、阪神大震災から23年なんですが、改めて松江市の防災計画のことなどを踏まえて、お気持ちをお聞かせください。

(松浦市長)残された方々の思いや悲しみは、20年以上たってもなかなか癒えるものではないという話がテレビなどで放送されていましたが、私自身も去年同じような経験をしたこともあって、そういった思いはとてもよくわかります。しかしこれは災害ですので、的確に対応していくというのは非常に難しいわけで、そうした被害が出ないように最大限の努力をしていく必要があると思います。

災害によって異なってくると思いますので、水害については、国交省が中心になってタイムラインを作っていくということですので、ぜひ一緒になって作っていきたいと思います。

松江の場合は、地震あるいは原発が大きな問題としてあるわけですが、この原発事故の極めて大きな特徴として、全地域で一遍に被害が出ていくということではなくて、原子力発電所を中心にして、同心円的に、あるいは風向きによっては違うかもしれませんが、徐々に広がっていくということがあります。

毎年避難訓練をやっていますが、この原発の特徴を踏まえて避難をしていただきたいということも、口を酸っぱくしてお願いをしています。特に松江市内の5キロ以上にお住まいの方に対しては、今年もそういうお話をさせていただきました。避難ルートの途中になる30キロ圏内の皆さん方も、我先に避難を始められると道路が渋滞してしまって、肝心の5キロ圏内の人たちが全く逃げ場を失ってしまうということになりますので、一番基本的なこととして、避難訓練の時などにお願いをしていく必要があります。

もう一つは、今の避難計画は文章で書いたものですので、1つでも2つでも具体性を高めていく必要があるだろうと思っています。今年の訓練ではバスの調達についてやりましたが、連絡をしてバスを調達できたというところから訓練が始まっていますので、もう少し現実的な状況の中での対応を考えていく必要があるかと思います。一度にいろんなことはできませんが、スクリーニングの問題、他のいろんな問題も、訓練を通しながら課題を見つけて、少しずつこれをクリアしていくということをこれからもやっていきたいと思います。

(毎日新聞)ジオパークについて12月の定例会見でも質問がありましたが、今後、世界ジオパークを目指していくかという話で、今後活用の機運を高めるに当たっても目指すということを明言するのは一つの手段でもあると思いますが、今のところどうお考えですか。

(松浦市長)次は世界ジオパークを目指していくというのは常識的なところではあろうと思います。ただ、それを目指すに当たって、松江市だけでやっているわけではなく、関係者はたくさんいるので、いろんな課題があるのではないかと思っています。皆さん方の意見をお聞きして、一定の総括、集約をしたうえで対応していくということにしていきたいと思います。

(毎日新聞)実際に目指すとなった場合、世界から見ると、隠岐のジオパークがあるので、近いところに2つあるよりも、1つのジオパークとして世界ジオパークというほうがわかりやすいという視点もあると思いますが、今後、隠岐と一緒に1つのジオパークとして世界ジオパークにするのか、新しく申請するのか、そういった連携をしていく予定はありますか。

(松浦市長)そういう考え方は出てくると思います。ただ、認定をされた理由がそれぞれ違うと思うんです。地形、地質の成り立ちは違いますので、それを地理的に近いからと一緒にしてしまうのはちょっと乱暴かなと思います。世界視野で見たときに、なぜ近いところが別々でやっているんだという話になると、一緒にやるという意見は出てくると思いますが、一緒になるかならないかは別にして、私自身は隠岐のジオパークとこちらのジオパークとが連携して、観光客の皆さん方の誘客に結びつけていくということはやっていかなければいけないだろうと思っています。

(島根日日新聞)以上で会見を終わります。

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