松江市では、これまで、市民との連携のもと、男女の平等と人権の尊重に向けた様々な取組を行ってきましたが、性別による固定的な役割分担意識やそれに基づく社会通念、慣習、しきたりが社会のあらゆる分野に依然として残っています。一方、社会経済情勢の急速な変化、少子高齢化の一層の進展など、社会が大きな転換期を迎えています。
このような状況を踏まえ、男女が性別にかかわらず、自らの意思によって個人の能力と個性を最大限発揮し、社会のあらゆる分野に対等に参画し、ともに責任を担う社会の形成は、緊急かつ重要な課題となっています。
そのため、国においては、平成11年に男女共同参画社会基本法を制定し、一層のとりくみをすすめることになりました。
松江市においても、男女共同参画の推進についての基本理念を明らかにし、個性豊かに生き生きと暮らせる地域社会の早期実現を目指すことを決意し、平成17年3月31日施行されました。