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  5. 田野家住宅概要

松江市指定文化財「田野家住宅(旧田野医院)」の概要

(2022年1月17日更新)

1.文化財指定日

平成26年(2014)1月21日

2.所在地

松江市苧町8番地

※大正時代の末次埋立前までは敷地から直接宍道湖へ降りることができた場所であった。

3.建築年代

明治時代前期
※明治20年(1887)この建物を買取り開院。建物は明治6年(1873)に開業された苧町病院のものとみられているが確証を得る史料はみいだせていない。少なくとも130年以上前の建物。

4.構造

木造瓦葺2階建、入母屋造、1階128.10平方メートル、2階119.42平方メートル

5.文化財指定理由

  1. わが国では最初期の病院建築遺構と考えられる
  2. 島根県最初の擬洋風建築(※)であり、最古の病院建築
  3. 歴史的価値が極めて高い建造物である

※擬洋風建築…明治以降の文明開化のなかで、日本の大工たちが和の技術に工夫を重ねて、西洋建築を似せて造った建物

 

6.建造物の特徴

  1. 土蔵造(木の骨組み、土壁)、漆喰塗
  2. 屋根には、出雲地方特有の左桟瓦と、来待石の棟石が乗る
  3. 窓が半円アーチ型、1階と2階で大きさを変えたデザイン
  4. 建物の四隅は灰色モルタルによるルスチカ風仕上げ
  5. 土台となる基礎は来待石、四隅には大根島(八束町)の島石を使用

7.歴史

  1. 松江近代医療発祥の地
    ・明治22年(1889)、ドイツ医学を学んだ田野俊貞(栃木県出身)が開業。
    ・内科と外科の医術を施し、患者宅への往診を行い、養生所も開設した。
    ・県内外の医師や医学生に、解剖や実習などによりドイツ医学を教えた。
    ・コレラなどの伝染病が蔓延する時代に、「予防」・「衛生」の考えを取り入れた。
    ・衛生思想を普及させ、現在につながる忌部地区を水源とする上水道整備を推進。
  2. ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)との親交
    ・明治23年(1890)に来松した八雲の往診を行い日常的な付き合いもあった。
  3. 永井隆生誕の地
    ・医師として居住していた永井寛の子で、『長崎の鐘』や『この子を残して』などを著した永井隆がここで誕生し、生涯にわたり田野家との交流を続けた。

8.写真

外観写真

玄関写真

1階写真

2階写真

 

9.その他

  1. 田野家住宅(旧田野医院)の概要(A4版)(PDF:334KB)はこちらからダウンロードできます。
  2. 田野家住宅(旧田野医院)紹介動画(外部サイト)はこちらから見ることができます。

 

お問い合わせ
文化スポーツ部  文化財課
電話:0852-55-5956(歴史まちづくり係)、0852-55-5523(文化財保護係)/ファックス:0852-55-5658、 メールアドレス:rekimachi@city.matsue.lg.jp(歴史まちづくり係)、bunkazai@city.matsue.lg.jp(文化財保護係)
松江市役所
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電話:0852-55-5555(代表)
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