(2021年4月1日更新)
松江市には市内一円に350箇所以上の公園があります。
■おもな公園を紹介します。
市内で最大の公園で、35ヘクタールの面積をもつ公園です。昭和57年のくにびき国体の主会場として建設されました。緑豊かな上乃木の山あいの地に、陸上競技場、野球場、テニスコート、多目的広場、各種遊具を備えたこども広場などがあり、マツや桜など多くの自然に囲まれています。陸上競技場前の中央広場には、故岡本太郎氏作のモニュメントがあり、市民の散策や、レクリエーションの場として親しまれています。平成23年度から散策路には、本市の花である「島根の椿」を中心に植栽し、市民の皆様に親しまれ、憩いを与えるよう取り組んでいます。また、平成24年度には、陸上競技場、平成26年度には補助競技場、庭球場の人工芝生をリニューアルし、サッカー、フットサル、テニスの競技を楽しむことができます。
江戸時代には、松江藩主松平家の別邸があった公園で、鷹刈りの時に立ち寄ったといわれています。楽山とは『論語』の「仁者は山を楽しむ」に由来しています。野球場とテニスコートがあり、他の公園とは異なる雰囲気をもつ緑豊かで風光明媚な公園として市民に親しまれています。
周囲を堀に囲まれた松江城址で、松江神社、稲荷神社、護国神社があり、老樹が多くあります。公園の西部分の椿谷広場から鎮守の森までは閑静な散策路になっています。春は、椿探訪や、桜の花見で多くの市民が訪れてにぎわいます。またヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃ)の花も楽しむこともできます。
昭和57年のくにびき国体開催時に整備され、現在は総合体育館、多目的広場、テニスコートといった市の中核的な運動施設を備える一方、多く樹木と芝生が広がり、遊具を備えた広場もあることから市民の憩いの空間となっています。
市役所前の宍道湖北岸に広がる公園です。松が多く植えられ、小泉八雲の記念像などがあります。
市役所正面玄関前に位置し、もっとも市民に親しまれている公園のひとつです。平成15年4月、白潟公園と併せて再整備され、芝生の広場を中心とした公園に生まれかわりました。官公庁を中心としたビジネス街にあるため,お昼時にはお弁当を広げる人や、キャッチボールを楽しむ人も見られます。夏の松江を飾る水郷祭の日には、公園内には露店がたくさん並び、多くのイベントが開かれます。
宍道湖大橋南側にあり、松が多く植えられた和風の公園と、県道をはさんで東側の芝生広場と多様な植栽をもった公園からなります。宍道湖との親水護岸も整備され、ドラマのロケに使われたこともあります。
島根県立美術館前に広がる芝生を中心とした親水公園で、宍道湖に沈む夕日と美術館の現代建築様式、園内の彫刻群とが織り成す風景は、松江の代表的な美しいスポットです。
■岸公園の由来について
この公園の前身は、近代スポーツ界に大きな足跡を残された岸清一先生のご遺族の方からのご寄付を賜り、昭和14年に床几山に開設された「岸運動場」で、以後幾多の体育活動に大きく貢献しましたが、昭和30年に松徳女学院に売却したことから、岸先生の遺徳と業績を末永く称えるために、当時宍道湖であったところを埋め立て、「岸公園」と命名し昭和40年に開設したものです。
桧山トンネルの上に広がる丘陵にあり、もとは陸軍省の陸軍墓地が松江市に無償譲渡されたもので、城山公園と並ぶ桜の名所でもあります。
宍道湖北岸に位置し、自然を残した公園です。公園内には松江フォーゲルパークがあります。世界最大級の花の温室があり、一年を通して数千種類のベゴニアの花が楽しめます。またフクロウなど約百種類の鳥たちと出会えます。展望台からは宍道湖が一望できます。