例年、特に春先から初夏にかけて、有毒植物を食用の植物と誤って喫食したことによる食中毒が多く発生しています。
全国的に、スイセン、トリカブト等の有毒植物の誤食による食中毒事例が複数例報告されており、患者の多くを高齢者が占めています。
食用と確実に判断できない植物については、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ように注意しましょう。
【食中毒予防のポイント】
(1)家庭菜園や畑などで、野菜と観賞植物を一緒に栽培するのはやめましょう。
(2)有毒植物が山菜に混じっていることがあります。食用と確実に判断できない植物を食べるのはやめましょう。
(3)食用の植物だと思っても、植えた覚えのない植物を食べるのはやめましょう。
※野草を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けてください。