(2021年8月16日更新)
経済界、労働界、教育機関、行政が共同で行った以下の「まつえワーク・ライフ・バランス推進宣言」を共有・実現するために、ワーク・ライフ・バランス推進に積極的に取り組む企業・団体等による「まつえワーク・ライフ・バランス推進ネットワーク(以下、「ネットワーク」)」を設立しました。
松江地域でのワーク・ライフ・バランスの推進に向けて、松江地区商工会・商工会議所連携協議会会長、連合島根松江・隠岐地域協議会議長、国立大学法人島根大学学長、松江市長の4者で以下のとおり宣言しました。
我が国は、急激な人口減少時代を迎えています。特に島根県は進学・就職等による県外流出が著しく、ますます厳しい状況に直面することが予測されます。そんな状況を打開するためには、魅力ある働く場の確保が最も重要です。これからの生活を考えるとき、仕事のやりがい・達成感が得られることはもちろんですが、少子高齢社会においては育児や介護などへの参加、また、自己啓発の時間が確保できることなども魅力ある職場の重要な要素となってきます。すなわち、仕事と家庭生活を両立できるような職場環境こそが、これからの優秀な人材を確保するうえでも、女性の活躍を促すうえでも、最も重要視すべき点と言えます。
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進に取り組むことは、企業や大学にとって人材の確保につながるだけでなく、企業・団体のブランドイメージ及び労働生産性の向上を図ることにほかなりません。また、働く人にとっては安心して働き、健康で豊かな暮らしの実現に向かうことでもあります。さらには、このことが働く人の地域活動への参画をも促し、性別にかかわらず全ての人がその能力・個性を発揮しかつ責任を担う豊かな松江を実現することであり、社会全体の活力向上にもつながります。
「暮らしやすさ全国一」の松江にさらなる磨きをかけ、経済界、労働界、教育機関、行政が一体となり、松江市で住んでみたい、住み続けたいと実感してもらえる「人や企業に選ばれるまち」をめざしたまちづくりを力強く推し進めるため、次の取り組みを推進することを宣言します。
平成28年7月15日
古瀬誠(松江地区商工会・商工会議所連携協議会会長)
木下幹也(連合島根松江・隠岐地域協議会議長)
服部泰直(国立大学法人島根大学学長)
松浦正敬(松江市長)
まつえワーク・ライフ・バランス推進宣言宣言書(PDF:55KB)
ネットワークでは、「まつえワーク・ライフ・バランス推進宣言」の趣旨に賛同し、ワーク・ライフ・バランス推進に資するセミナーの開催や、会員相互でのノウハウの共有、会員同士の意見交換、各会員の取り組みの情報発信等を行います。これらの活動を通して、各会員のワーク・ライフ・バランスに関する取り組みが少しでも前進することを目指しています。
加入にあたっては以下の規約を確認し、加入届をネットワーク事務局(松江市市民部男女共同参画課)までメール、FAX等で送付いただきますようお願いします。
ネットワーク事務局(松江市市民部人権男女共同参画課)
郵便番号:690-0061、住所:松江市白潟本町43番地市民活動センター3階
電話番号:0852-55-5477
ファックス番号:0852-32-1191
メールアドレス:danjosankaku@city.matsue.lg.jp
●令和3年度「まつえワーク・ライフ・バランス推進ネットワーク」総会について
令和3年8月3日(火)、松江商工会議所で、令和3年度「まつえワーク・ライフ・バランス推進ネットワーク」の総会を開催しました。
今年度は、ネットワークの【統一テーマ】を継続して取り組むことと、「ネットワーク加入事業所を207事業所まで拡大」を目標に加入の呼びかけを行い、ワーク・ライフ・バランス推進の機運醸成を図っていくこととしました。
1.長時間労働を削減しよう
2.休暇の取りやすい職場風土を作ろう
●令和2年度
●令和元年度
●平成30年度
●平成29年度
●平成28年度