1. 総合メニュー  >  
  2. 事業者向け情報  >  
  3. 入札・契約  >  
  4. 【工事】【測量等】優良建設工事等表彰制度  >  
  5. 令和元年度表彰  >  
  6. 表彰技術者インタビュー(幸陽建設(株))(2)

表彰技術者インタビュー(幸陽建設(株))(2)

松江市立湖東中学校ホール非構造部材耐震化(建築)工事

表彰工事の概要

部門名 一般建築工事(小規模)部門

 

施工場所 山代町
工事概要 ホール天井の耐震化を行うことにより地震発生時の生徒及び学校関係者の安全を確保するもの
工事内容:既存吊天井の撤去及び軽量天井の新設【施工天井面積】約300m2
表彰理由 本工事は、湖東中学校のホールの天井を耐震化する工事で、扇形形状の天井でしたが、関係工事業者との適切な協議により、取り合いの納まりよく施工がなされました。施工期間が夏休みだけでなく生徒が居ながらの期間もあり、制約が多い施工条件でしたが、学校と適切な協議を重ね、円滑に工事を進めました。また、関連工事を取りまとめ安全管理が適切に実施されました。さらに地域貢献を積極的に行い、全体として優良な工事でした。
表彰事業者 幸陽建設(株)
表彰技術者 主任技術者瀬田直樹さん

 

表彰技術者インタビュー

表彰工事について

扇形ならではの苦労

 松江市の工事を一人で担当するのは初めてでしたので、受賞は予想していなかったというか、技術者写真驚いたという感じですね。優良工事等表彰自体も、他の自治体を含めて初めての受賞です。

 扇形の天井でしたので、施工が難しかったです。たとえば中心角に近い部分のパネルは、正方形ではなくかなり小さいものになってしまいますが、なるべくそうならないように割り付けに気を使っていました。また、天井の模様の向きをどうするかを市の担当者と何回も打ち合わせしました。

 さらに、場所によって床から天井までの高さが違っていたので、足場の高さなどに悩みながら盛替え(組み替え)をしたことが苦労した部分ですね。施工した経験のない種類の工事でしたが、市では他でも同様の工事を同じ時期にやっていたようで、担当者の方から助言をもらえた点は助かりました。

生徒への配慮

 夏休みの部活動などで生徒がいる中での施工でしたので、迷惑が掛からないよう気を配っていました。現場写真1現場が完全に密閉されていなかったので、工事の音やホコリが教室へ漏れないように注意していました。また、安全対策として、2階の吹き抜け部分にはシートを張り、1階は防火シャッターを下ろして、生徒が立ち入れないように仕切っていました。シートは2階の廊下に面していたのでずっと注意していましたが、特に何事もなく竣工することができました。

 その他には、既設の建物内だったので、床や壁に傷がつかないよう気を使いました。そのため床のフローリングには養生としてシートを張って、コンパネ(合板)を敷くようにしていました。ただ、天井が扇形ということは床も扇形ですので、四角形のコンパネを床に敷くときはパネルの隙間をなくす苦労がありました。

恩師との再会

 一番多く打ち合わせをしたのは教頭先生だったと思いますが、特に何か指摘されることもなく、現場写真2思うように工事を進めていいと言われていたので、助かりました。また、校長先生は私の中学時代の担任だったので、松江市は狭いなと思いました(笑)。そういう背景もあって、学校の方にはよくしてもらって非常にやりやすかったです。校長先生と再会したときに懐かしいねという話をしましたが、教え子と仕事で一緒になることを喜んでいたようです。その後も、会うと声を掛けてくださいました。お世話になった先生に関わるということで、特別な気持ちがありました。

 

現場見学会の開催

 学校での工事でしたので、生徒を対象に現場見学会を開いたら面白いと考えて、別工事の電気工事と一緒に開催しました。天井の改修なのでそこまで大規模ではないですが、足場に上ってもらって、工事現場はこんな感じだということを体験してもらいました。それが一番特徴的なことですね。校長先生には、普段から生徒に施工内容を紹介してもらっていたこともあり、見学会の提案は快諾してもらえました。

 見学会では、生徒は興味を持ってくれて、足場に上って喜んでいました。真剣な学びの場というほどでもないですが、ちょっとした社会科見学のような、いい機会になったのではないかと思います。建築に興味がある生徒だったら、規模が大きいものを見たいでしょうけど。なかなか現場を見られる機会はないと思うので、今後も公共工事でそういうことができたらいいですね。

 

技術者としてのキャリアについて

周囲の影響で建設業へ

 建築がしたいとずっと思っていたわけではないですが、高校生の頃、将来どういう仕事をしようかと考えたときに、父親や親戚など身近に建築関係の人がいたので、その影響があったと思います。高校は普通科だったので、広島の専門学校で3年間、建築を学びました。

 県外で過ごしたいとあまり強くは思わなかったですし、親の存在もあって、地元に帰ろうという考えでしたので、卒業後は当社に入りました。最初に当社から内定をもらったので、他社は受けませんでした。元請と呼ばれる施工管理の会社に入ってみないと、どういうことをしているかわからないので、まずはやってみようという気持ちだったと思います。

 入社してからは保育園など民間の工事に携わることが多かったです。市や県の工事は単独工事や改修工事が年に一回あるかどうかという感じですので、必ず携われる機会があるわけではないです。初めて現場の主担当になったのは、入社から10年くらい経った、1~2年くらい前ですね。本工事は一人で担当しましたが、まだ、ある程度大きな規模の工事では、上に所長がいて自分は副担当という立場ですので、今後は大規模の工事を自分が一番上に立ってやるようにならないといけないですね。

毎回新しいことに取り組める仕事

 地図に残るといいますが、入社して初めて、何もなかったところにきれいな新築の建物ができたのを見たときは感動しました。竣工から何年か経って現場を通りがかったときも「ああ、あそこだな」と思いますし、ずっと有効に活用されるとやっぱり嬉しくて、それがやりがいです。形に残るという部分が大きいですね。全ての仕事がそうではないですから。また、新築でも改修でも、工期が決まっているので、終わったときはホッとします。

 建設業は誰にでもできるものではなく、そのためのノウハウを持った会社である必要があります。大変なことも多いですけど、毎回新しい場所(現場)で、新しい仕事をすることで、気持ちを常に切り替えられるのがいい点だと思います。

 

会社について

民間建築に特色

 当社は民間の新築工事などを手掛けているのが特徴的だと思います。今は土木より建築が多いです。社屋写真また、一般工事と住宅は部門が分かれていて、現場は松江市内が多いです。

 最近の技術革新として、3D-CAD(コンピュータを用いた設計)を取り入れることを検討しています。また、図面をタブレットで開くことができるようになったので、昔のようにA1サイズの大きい紙を持ち歩くようなことはなくなりましたね。

 

社員間に壁のない会社

 当社はあまり固い会社組織という感じではなく、気軽に色々なことを相談したり、表彰式写真助けてもらったりしやすい雰囲気があると思います。上司や先輩との壁がなく、近い距離で話ができます。

 制度としては、誕生月に休める「誕生日休暇」というものがあります。私は4月生まれで、比較的取りやすい時期ということもあり、毎年取得しています。

 

 

※本インタビューの内容は取材当時のものです。

お問い合わせ
財政部  契約検査課
電話:0852-55-5403(工事・測量等)、5404(物品)/ファックス:0852-55-5570/メールアドレス:keiyaku@city.matsue.lg.jp
松江市役所
〒690-8540 島根県松江市末次町86番地
電話:0852-55-5555(代表)
開庁時間:8時30分から17時15分
  • 庁舎位置図
  • 電話番号・メールアドレス一覧
  • 組織機構図・事務分掌一覧
松江市ホームページはプログラム言語「Ruby」で構築されています。