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表彰技術者インタビュー(幸陽建設(株))(1)

松江市立古志原小学校校舎大規模改修2期(建築)工事

表彰工事の概要

部門名 一般建築工事(大規模)部門

 

施工場所 古志原四丁目
工事概要 管理教室棟・教室棟(RC造4F建)のうち1・2階部分(一部を除く)の大規模改修工事に係る建築工事
表彰理由 本工事は、古志原小学校の管理教室棟と教室棟の大規模改修工事で、同者が前年度に施工した1期工事の実績を活かし、児童の安全面について熱心に検討する姿勢も見られ配置技術者の経験による工夫がなされました。また、工事期間中は猛暑日が多かったにもかかわらず、十分な熱中症対策を講じながら関連工事業者との調整を図り、事故なく適切な安全管理、工程管理が行われました。全体として優良な工事でした。
表彰事業者 幸陽建設(株)
表彰技術者 監理技術者福原欣紀さん

 

表彰技術者インタビュー

表彰工事について

児童の目線で改善

 本工事は2年連続で発注された2期目の工事でしたので、前回の工事の反省点を踏まえて、技術者写真学校からの要望も反映して改善したことが、「内容を工夫した」ということで評価されたのかと思います。前回は表彰されなかったものの、本工事と同程度の点数でしたし、工事成績評定で80点以上を多く取れば、表彰のチャンスも増えると思っていますので、今回受賞できてよかったと感じます。

 既設の壁に対して新たな壁を施工することで段差が生じますので、1期目の工事をしたときに、児童が指を挟む可能性があるなど危ないと感じたところは、本工事で改善するよう気をつけました。小学生の動きは、子どもの頃の記憶はありますが、基本的に私たちでは予測できないので、校長先生や教頭先生に確認して対策を行いました。たとえばスライド式の黒板で、後ろのギア部分の隙間に児童が頭を突っ込んだ状態で、他の児童が黒板を上げ下げすると危ないということなどです。当然費用は掛かりますが、簡単な作業によって改善できれば、工事してよかったと思ってもらえると感じます。また、もし今後3期目の工事があれば、今までの経験を活かして、よりいいものをつくりたいと思います。

暑さには休憩時間を

 熱中症対策としては、事務所にスポーツドリンクを常備して職人に配るなどしました。現場写真1あとは、職人に休憩時間をより長く取ってもらうことですね。休憩時間が長くなった分は、人数を増やして対応しました。ただし、建物内でミストファン(噴霧冷却扇風機)を使用すると、湿気で仕上げ部材が反ってしまったり、カビの原因になったりするので、扇風機は普通のもので対応しました。前の年よりは少し暑かったですが、鉄筋コンクリート造の1・2階部分の施工でしたので、3・4階に比べて上からの熱が少なく、よかったと思います。

 基本的には、夏休み期間中の施工なので、工事のことは学校から児童に周知してもらいました。施工中に児童が現場に入ってくるということはまずありませんでしたが、スポーツ少年団の試合があると、児童以外の人が工事のことを知らずに入ろうとすることがありますので、その点は配慮しました。

夏休み期間の工程

 夏休み期間は昔に比べて短くなっていて、昨年は8月26日まででした。そのうえ奉仕作業などがあると、現場写真2さらに数日短くなるので、日程のやりくりに気を使いました。また、お盆の時期は物流が止まるので、トラックの手配は7月中ぐらいまでにしなければなりません。トラックで材料を搬入する日取りを「この日だ」と決め打ちして、それを実現できるように工程を組んで工事を進めるしかありませんでしたね。材料がないと工事が止まりますので、そのタイミングをどうするかが、夏休み期間中の施工でいつも苦労する部分です。

 また、設備工事は別工事だったので、その兼ね合いも難しかったです。建築工事が終わらないと設備工事に着手できない部分もありましたので、その部分は先に仕上げることを心掛けました。逆に廊下の天井配管など、設備工事が遅れると建築工事が進まない部分もありましたので、建築と設備両方の工事が終わらないと竣工検査を受けられません。そういう点は、優先順位を考慮しました。

 

技術者としてのキャリアについて

大工のイメージから建設業へ

 建設業といっても、私は大工のイメージを抱いて施工管理の会社に就職しました。昔はインターンシップや企業見学はなかったので、中学時代のイメージは、「家を建てる人=大工」でしたし、施工管理より、実際につくっている人の方が想像しやすかったのです。そういう考えで工業高校に入学し、卒業後、当社に入社してもう二十数年経ちます。

 携わる建物は工事ごとに違うので、上司の下で色々見ながら仕事を覚えました。一人で現場を任されたのは12~13年前の小学校の工事ぐらいからですね。それまでの現場はほとんど民間工事で、次の現場も民間の保育園ですね。過去の表彰は全て小学校関係の工事ですし、教育施設には数多く携わっています。ここ数年に受注した市の建築工事は、ほぼ学校関係ですね。

子どもに伝えられる仕事

 建築は形に残るので、自分の子どもたちにも「ここをつくったのだよ」と言えるのがやりがいだと思います。目に見えるものが残っているというのは、やはり大きいですね。休日に家族で過ごしているときに、お客さんと言葉を交わすことがあるので、子どもは何となくわかっていると思います。今後の目標は、任される現場は会社の状況によっても変わってくるので、こういう現場がやりたいというより、目の前にあるものをこなしていきたいと思います。

余計な苦労をしない

 変なことに聞こえるかもしれませんが、仕事では自分が余計な苦労をしないことを心掛けています。たとえば職人に理解してもらえるように、必要なことを全て表現した図面を描いて渡せば、不要な手間を掛けずにいいものができますよね。もし不十分な図面を描いて、職人から「この部分の寸法が足りないから、現場に来て説明してよ」と言われれば、それをしている間自分は他のことができなくなりますから。仕事をスムーズに進めて早く終わらせるためには、正確な指示が必要だと思います。また、きちんと人材を育てれば、自分の仕事量も減ると思います。部下が仕事を覚えれば、自分は他のことができますし、部下もさらに若手の人に教えれば、部下自身も他のことができますので。

 

会社について

社員間の距離感の近さ

 当社の事業の特色は、民間建築です。また、特徴としては社員の定着率が高いことが挙げられますが、社屋写真これは雰囲気や居心地がいいからだと思います。社員数が100人、200人ではなく、三十人弱だからこそ、上手く言葉にできなくても、年齢差に関係なく、言いたいことが何となく伝わるような社員同士の距離感があると思います。他には、誕生日休暇制度があります。

 

 

 

表彰式写真

 

 

 

 

※本インタビューの内容は取材当時のものです。

お問い合わせ
財政部  契約検査課
電話:0852-55-5403(工事・測量等)、5404(物品)/ファックス:0852-55-5570/メールアドレス:keiyaku@city.matsue.lg.jp
松江市役所
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