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表彰技術者インタビュー((株)豊洋)

(仮称)二子公園公衆トイレ建設(建築)工事

表彰工事の概要

部門名 一般建築工事(小規模)部門

 

施工場所 八束町
工事概要 (仮称)二子公園整備事業に伴う公衆トイレ(木造平屋建30.29m2)の新築
表彰理由 本工事は、(仮称)二子公園整備事業の一環として公園内に公衆トイレを建設するもので、各工程における積極的な品質確保により良好な仕上がりで工事を完工させました。また、同一敷地における土木等関連工事との調整も密に行い、事故なく、円滑に工事を進めました。安全管理・書類管理とも適正になされ、全体として優良な工事でした。
表彰事業者 (株)豊洋
表彰技術者 主任技術者柴田直人さん

 

表彰技術者インタビュー

表彰工事について

塩害対策と別工事との調整

 受賞したことはすごく光栄ですし、これからの励みにもなります。技術者写真入社4年目で公共工事の経験はまだ多くはないですが、新築工事で受賞できたことはうれしいです。施工上で工夫したのは、建物自体は設備工事がメインなので、設備業者と調整を密にしたことです。

 また、現場は中海から吹く風が強く、塩害対策に工夫が必要でした。たとえば、外壁は焼杉板にしているのですが、未塗装品を使用予定だったところを、塗装品に変更することで耐久性を高めました。サッシ周りのシーリング(目地)の劣化も通常より早くなるおそれがあるため、シーリングを打ってから塗装を被せて保護しました。

 さらに、同時施工の別工事(土木工事)との調整も必要でした。本工事の車両の通行ルートを、週によって変わる別工事の施工範囲外に設定するなど、妨げにならないよう気を付けました。また、地面の仕上げや建物の段差の調整などについて、別工事の担当者に相談できたことはよかったですね。

初めての専任新築工事

 今まで経験した工事は、自分の上に所長がいることが多く、専任の現場は改修工事などしかありませんでした。現場写真1建物の基礎から携わった新築工事は今回が初めてです。工事担当者としての仕事はこれまでと同じでしたが、かつては上司が自分に見えないところでしていた仕事を、初めて自分ひとりでしなければならず、どういう仕事が必要か結構悩みました。結局、上司や業者に色々相談して、ようやく工事を進められました。

 自分の経験だけではわからない部分は出てきますが、そのときに相談できる人間関係があれば何とかなると思います。ずっと自分で抱えていると、負担がどんどん重くなってしまいますので。また、どうしても一人ではできない工事写真などの作業は上司にも手伝ってもらいました。そのときに「ここはこうした方がいい」というアドバイスをもらいました。

地元地域からの期待

 工事中は、周囲を散歩する人に「ここには何ができるのですか?」、「もうすぐできますか?」と、現場写真2よく声を掛けられました。そのときは「公衆トイレができますので、ぜひご利用ください」とお話ししました。早期完成の要望もあったようですので、なるべく応えられるようにしました。プライベートで竣工後に公園を訪れることもありますが、子どもたちや親子連れの人が遊んでいるのを見て、利用していただいていることをとても嬉しく思います。

 

 

 

技術者としてのキャリアについて

「ものづくり」への関心

 家族がみんな建築関係だったということがあり、建築の道に進み、大学で建築を学びました。一般的に建築系の授業では、建物を設計しても図面と模型で表現するだけですが、自分の手で形にしたいと思ったので、大学の外でデザインの活動をしていました。そこで出雲民芸紙の職人と知り合って、照明をつくって空間演出をすることになり、松江水燈路やライトアップ事業に関わりました。そのような経験を通して、自分の手でものをつくる現場の仕事は面白いなと思い、この仕事を選びました。

 滋賀の出身で大学から島根に来たのですが、松江が気に入りましたね。宍道湖という水辺がある街の空気感が、琵琶湖のある滋賀とすごく似ていると思いましたし、とても馴染みやすかったです。また、大学時代の活動で関わった人との繋がりを活かして仕事をしたいという思いがありましたので、卒業後は島根で就職しました。

 最初は設計事務所に就職したのですが、その後は松江観光協会に入りました。松江水燈路のような、大学のときに関わっていたものをもっと深く知りたいと思ったからです。観光協会では地元地域の人とつくり上げていくイベントで必要なものを発注したり、参加者みんなで作業したりして、色々なものづくりを行いました。地元地域と深く関わる仕事が多かったです。

 その後当社に入社したので、建築の仕事自体は5年目ですが、建築に関わっているのは大学から数えて12~13年ですので、結構長いですね。ただ、大学院では建築史を学んでいたこともあり、建設会社である当社に入るまでは、設計寄りのキャリアでした。この仕事は自分一人だけではどうにもなりませんので、職人と相談したり、悩んだりしながら、みんなでつくっていくところが面白いと思います。

職人作業へのこだわり

 現場は設計図をもとに進めていくのが前提ですが、設計図には書ききれない内容や、現場での突発的な内容、発注者の希望がありますので、その都度柔軟に対応することを心掛けています。最初から「こうだ」と決めつけて視野が狭くならないように、全体を見ることが大切だと思います。ただ、一杯いっぱいな状況になると、なかなか難しいかもしれませんが。

 今後の抱負として、木造や鉄骨造の建築工事は経験がありますが、鉄筋コンクリート造はまだなので挑戦してみたいですし、大規模な木造建築にも興味があります。また、職人作業を自分でやってみたいという思いがあります。普段は施工管理として全ての職種の方と接するのですが、その方々に指示はしても、自分が直接その作業をできないというもどかしさがあるので。また、作業ができるようになれば、心に余裕ができると思いますし、楽しさもあります。

 一方で、職人作業の大変さを理解することも大事だと思います。たとえば、一見自分にできそうな作業でも、実際に工具を使って見様見真似でやってみると全然できなかったりします。そうすると、職人が「そんなのではダメだ」と教えてくれます。今は個人的な趣味に近いですが、やがて仕事に繋がっていくと思いますし、プライベートも含めてそういった色々な関係性を広げていきたいです。

建築物は「始まり」

 入社2年目から後輩ができたので、これからは後輩が一人で現場を見ていけるようにしたいです。せっかく入社してくれたので、しっかりと教えなければと思います。

 若い人たちへ伝えたいのは、自分たちのつくるものは、つくって終わりでなく、そこから先がある「始まり」だということです。その先に続いていくもの、みんなに使われるものをつくっていく使命感や、それを使ってもらえる喜びは、この業界でしか味わえないと思います。また、そのやりがいや達成感も素晴らしいということを、これから建設業を目指す人に知ってもらいたいですね。

 

会社について

サポートの整った会社

 当社は体制が万全な会社というのが特徴だと思います。一つの会社に土木と建築の両方の社員がいて、土木について現場写真2知りたいときにすぐ近くに土木職がいるので、ちょっとした相談にはすぐ乗ってもらえます。周囲のサポートがあり、社内の雰囲気もいいので、そのお陰で自分がやっていけていると思います。社長とはよく一緒に食事をしますし、社内全体のイベントもよく開かれます。また、働きやすさに関する取組も進められています。業界的に人手不足ですので、受け入れやすい体質をつくっていて、若い人が続々と入っていると感じます。

 

 

表彰式写真

 

 

 

 

 

※本インタビューの内容は取材当時のものです。

お問い合わせ
財政部  契約検査課
電話:0852-55-5403(工事・測量等)、5404(物品)/ファックス:0852-55-5570/メールアドレス:keiyaku@city.matsue.lg.jp
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