国は、令和1年5月に策定した「プラスチック資源循環戦略」を踏まえ、令和2年7月1日から、全国一律でプラスチック製買物袋の有料化(いわゆるレジ袋有料化)を行うこととなりました。過剰な使用を着実に削減していくことはもとより、これをきっかけとして国民のライフスタイル改革を促し、プラスチック製買物袋以外のワンウェイプラスチックの使用削減にも繋げていくこととしています。
皆さんも、レジ袋有料化をきっかけに自身のライフスタイルを見つめ直し、エコバッグを持ち歩く等、できるところからプラスチックを賢く使う工夫をしてみましょう。
【レジ袋有料化に関する問合せ先】
消費者向け電話:0570-080180
事業者向け電話:0570-000930
【制度概要などの詳細はこちらから】
レジ袋は便利であることから、多量に消費されている一方で、再利用されずにそのままごみとなるなど問題となっています。
このようにレジ袋削減は、地球温暖化の原因となるCO2の削減や限りある資源の有効活用などを進め、循環型社会の構築をめざすことを目的とした取り組みです。
現在、店舗ではレジ袋削減の取り組みとしてマイバッグ持参運動などが行われております。県や市でも資源節約、ごみ減量への啓発などを行っており、今後、さらに積極的な取り組みを進めていく予定です。
レジ袋有料化(平成22年4月1日から無料配布中止)後のマイバッグ持参率は、実施前の約40%から、令和2年5月の調査では89.6%となっています。
事業者名 | 持参率(%) |
---|---|
(株)Aコープ西日本 |
87.4% |
JAしまねくにびき地区本部 | 97.9% |
イオンリテール(株)イオン菅田店 | 83.5% |
(株)ふくしま(ラパン) | 89.7%(上半期) |
(株)フーズマーケットホック | 91.4% |
(株)マルマン | 88.7% |
(株)みしまや | 90.0% |
(株)一畑百貨店 | 86.7% |
イオンリテール(株)イオンスタイル松江店 | 85.5% |
(株)海星ムサシ(エブリィ) | 89.3% |
(株)山京 | 95.4% |
注釈:11事業者40店舗
平成20年10月に「レジ袋削減推進協議会」が設立され、レジ袋削減の必要性、レジ袋無料配布中止の合意形成や実施手法・時期について議論を重ね、平成22年4月1日からレジ袋の有料化を決定し、平成22年2月22日に事業者・レジ袋削減推進協議会会長・松江市長が「松江市におけるレジ袋の削減推進に関する協定」を締結しました。
この協議会は市内スーパーなど11事業者と市民団体、行政で構成されています。今後、参加事業者を増やしていく予定です。
レジ袋削減推進協議会(令和2年6月5日現在)
レジ袋有料化による収益金を以下の事業者様から寄付いただきました。
★令和1年度の寄付事業者様(順不同・敬称略)
寄付金は松江市内の企業や住民で構成し、環境保全活動に取り組む「 まつえ環境市民会議 」の活動資金として使われます。
レジ袋削減への取り組みは、買い物時にマイバッグを持参するなど消費者一人ひとりが心がければすぐに取り組める「大切な資源の節約」「ごみの排出抑制」そして「地球温暖化防止」活動です。当たり前のようにもらっていたレジ袋を断ることがきっかけとなり、ごみの削減やCO2の排出削減など大きな成果につながります。市民のみなさまには、買い物の際にマイバッグを持参する等のご協力をお願いします。
(お問い合わせ先)
環境政策課
所在地:〒690-0826松江市学園南1丁目20番43号
電話:0852-55-5278/ファックス:0852-55-5497