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松江市史

松江市史料編纂課・松江城調査研究室の発足にあたって

 この度の松江市役所の組織・機構改革で、歴史まちづくり部史料編纂課(内室に松江城調査研究室)ができました。従来の史料編纂室と松江城国宝化推進室を新設の史料編纂課に移管したもので、松江城国宝指定に伴い、松江市として、今後さらに歴史史料の調査研究や松江城をはじめとした歴史的資産の保存・活用を進めるために、まちづくり文化財課から一つの「課」として独立したものです。

 さて、この度の松江城の国宝指定は、”西和夫先生を始めとする多くの関係者の地道な調査・研究によって、成し遂げられたもの”、ということは、多くの皆さんの共通の理解だと思います。

 松江市では、平成19年(2007)から始まった「松江開府400年祭」を契機に、「松江市史の編纂」「松江城国宝化推進室の設置」「松江歴史館の開館」など、歴史史料の調査研究体制を整えてきました。「松江城の国宝指定」や、国宝指定の決め手となった「祈祷札の再発見」は目に見える大きな成果ですが、その他にも、『松江市史』の計画的な出版を含め、松江市域の歴史に関する調査研究が多くの研究者と連携して進められ、その成果は各種の出版物や市史講座などで逐次紹介されています。

 下記の表は、平成の市町村合併があった平成17年以降、松江市が出版した「松江市ふるさと文庫」、「松江市歴史叢書」、「松江城研究」、「松江城調査研究収録」、「松江歴史館研究紀要」など、歴史研究の書籍に掲載された研究成果を纏めたものです。松江城下町遺跡の「発掘調査報告」、「古文書目録」、「歴史史料集」などを含めれば、短期間のうちに松江の歴史を解明する200本を優に超える研究論文や報告が発表されていることに松江市の意気込みと、調査・研究の深化が顕れています。これまでお伝えしていますように、松江市史編纂事業では、全国に視野を広げた徹底的な調査により、松江市域に関わる考古学資料、古代・中世の文献史料、絵図・地図などを、ほぼ網羅的にまとめることが出来ました。他にも市民の皆さんにより多数の出版物が発刊されています。

<刊行物一覧PDF.>

 史料編纂課では、今後も『松江市史』の出版とともに、「松江市ふるさと文庫」、「松江市歴史叢書」、「松江城調査研究収録」、「松江市歴史史料集」、「古文書目録」などを計画的に発刊していく予定です。

 松江城の国宝指定は、松浦正敬市長のリーダーシップの下、市民の皆さんの熱意に支えられながら、この10年あまりの間に力強く進められてきた、地道な調査・研究の成果に他なりません。

 松江市史編纂事業を通しても明らかなように、松江市域の最大の特徴は、古代から現代にいたるまで、出雲地域、島根県の政治権力の中枢が置かれた場所ということであり、そのため、松江市域には松江城をはじめ、まだまだ驚くほどの貴重な歴史史料が残されています。松江市史料編纂課が出来たことは、これからも松江市の歴史について継続的に調査・研究を進める体制が出来つつあることを示すものです。これまでどおり「市史編纂事業」や「松江城の調査研究」を基本としつつ、地域に埋もれている貴重な史料、松江市保管の歴史的公文書など、松江市域の歴史史料の調査・研究を引き続き進めてまいりたいと思います。

 今後とも市民の皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

 

松江城に関するこれまでの調査・研究

 平成27年7月8日、松江城天守が国宝に指定されました。築城年代を特定する祈祷札が再び見つかったこと、貴重な建築的特徴を持つことなどが評価され、このたびの指定につながりました。

 史料編纂課では、『松江市史』全18巻のうち別編第1巻『松江城』を平成29年度に刊行する予定です。これにともない、考古学・建築学・文献など様々な分野からアプローチし、調査研究を進めてきました。その成果を「松江城研究1号」(平成24年3月発行)、「松江城研究2号」(平成25年3月発行)にまとめています。祈祷札については、史料編纂課の事業の一環で行った調査で見つかったため、その検証を「松江城研究2号」に掲載しております。

【祈祷札に関する論文】

<『松江城研究2号』特集「再発見」の祈祷札>

「松江城天守創建にかかわる祈祷札について」(稲田信・内田文恵・居石由樹子)<PDF2.3MB>

「松江城祈祷札の樹種同定及びウイグルマッチングによる年代測定」(渡辺正巳)<PDF.780KB>

「「 奉転読大般若経六百部武運長久処」祈祷札付着の紙片について」(安部己図枝)<PDF.995KB>

<『松江歴史館研究紀要』3(松江歴史館,2013)>

「高野山奥の院に所在する堀尾家墓所について」(西尾克己・稲田信・木下誠)

 

※『松江城研究』1号・2号、その他の出版物についてはこちらをご覧ください

松江市史刊行のお知らせ

刊行した松江市史6巻が並んだ写真

松江市史編纂基本計画

市史編纂活動状況

市史編纂活動状況〔平成20から平成28年度(9月30日まで)〕

松江市史講座

市史講座の様子

松江市史PLUS(プラス)

新規更新 (平成29年2月2日更新)

 『松江市史』は平成23年度から刊行がはじまり、通史編2冊(「自然環境・原始・古代」、「中世」)と史料編8冊を刊行しました(平成29年2月現在)。そこで、『松江市史』通史編をより楽しく、より親しみを持って読んでいただくため、執筆担当の先生方に、本編に盛り込み切れなかった事柄や補足を、コラムとして執筆していただきました。

『松江市史』PLUS:通史編「中世」コラム

 

 

松江市史編纂コラム

  • 市史編纂コラム(平成29年3月3日更新)

第63回「お殿様は松江城のどこに住んでいたのか?」(松江市史料編纂課/福井将介)

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歴史まちづくり部  史料編纂課
電話:0852-55-5388/ファックス:0852-55-5495
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